お笑い芸人の江頭2:50が出演している、「desknet’s NEO(デスクネッツ ネオ)」のTVCM番外編が12月22日にブランドサイトで公開されました。

 AIを活用して制作されたWEB動画で、AIが導き出した配役は「プロレスラー」。プロレスラーになりたいという江頭さんの夢がAI動画上で実現する形となりました。

 「【特別CM】江頭2:50『業務改善の変人‐業務課題と闘う男‐』Produced by AI篇」では、AIが制作過程の多くで関与。「シナリオ」、「描写シーン」、「イラストトーン」、「タッチ方針」、「青年と江頭2:50のナレーション音源」の生成の他、BGMの選定にまで関わっているそうです。

 AIに江頭さんのコンテンツやdesknet’sNEOの情報などを学習させたところ、当初はオフィスシーンを想定していたはずが、ビジネスシーンにおいての江頭2:50さんの素材が少なかったため、最終的に江頭さんの配役はまさかの「プロレスラー」に。江頭さんがプロレス好きをこれまでに公言してきたことがAIに抽出された結果だそうです。

配役はまさかのプロレスラー

 夜のオフィスでスーツ姿の青年が作業に追われていると、突然場面がプロレスのリングに切り替わり、青年の周りを「仕事の効率を下げる悪のアナログ軍団」が取り囲みます。

仕事の効率を下げる悪のアナログ軍団

 ピンチの青年の前に颯爽と現れたのは、正義のレスラー「業務改善の変人 江頭2:50」。

颯爽と登場

業務改善の変人 江頭2:50

 悪のアナログ軍団を蹴散らして、ボスキャラである「業務妨害の巨人」に立ち向かっていくストーリーとなっています。

悪のアナログ軍団を蹴散らす

「業務妨害の巨人」に立ち向かっていくストーリー

 AIを駆使した動画生成は事例が少なく、模索しながらの制作になったとのこと。静止画の生成はうまくいったものの、連続したアニメーションの生成に苦戦し、急遽線画でのアニメーションに変更されたそうです。

AIによる静止画

 株式会社ネオジャパンが提供している「desknet’s NEO」は、組織の情報共有やコミュニケーションの改善、業務効率化を目的としたグループウェア。1999年に市場参入し、2023年9月には追加機能として、生成 AI「ChatGPT」への問い合わせ、回答が行えるAIアシスタント機能が標準搭載されています。

情報提供:株式会社ネオジャパン