花屋でバイトする一途な青年と、未亡人の花屋の店長、その店長の夫の幽霊との奇妙で切ない、三角ラブストーリーを描くという、河内遙の大人気コミック「夏雪ランデブー」(祥伝社・フィールコミックス)が、フジテレビ“ノイタミナ”で7月にアニメ放送されることが明らかとなった。


原作は、2009年に異例の4社同時コミックス発売でデビューを飾り、翌年にはそれを上回る、「夏雪ランデブー」(祥伝社)をはじめ、3カ月連続5社発売フェアも開催されるなど、マンガ界のアンファン・テリブル(恐るべき子供たち)と称され、今最も期待が高まる気鋭の女性漫画作家・河内遙の同名コミック。

スタッフは、監督に「ローゼンメイデン」(04)で監督デビューした松尾衡。ディズニーアニメで有名になった『プレスコ収録』と呼ばれる、俳優が演じる声や演技に併せてアニメーションを後から描くというスタイルに積極的に取り組んでおり、本作でも勿論採用されている。

そのため、出演するキャスト陣は実力派揃い。一途な花屋のバイト青年葉月亮介役を中村悠一、葉月が思いを寄せる未亡人の店長・島尾六花役を大原さやか、六花の夫の幽霊・島尾篤役を福山潤がそれぞれ演じる。

その他、キャラクターデザインは、「おおきく振りかぶって」「魔法少女まどか☆マギカ」総作画監督を担当した谷口淳一郎、アニメーション制作は、「ゆるゆり」の動画工房が担当する。

●コメント
▼河内遙先生コメント

まさか自分の描いた三角形が沢山の職人さんの手にかかり動き、声を発し、彼らの周りに風が吹くなんて…夢のようです。
監督の繊細で素晴らしい演出と声優さんたちの響き合う演技の数々…本当にとんでもなくステキなので、夏が来るのが今からとても楽しみです。

▼松尾衡監督
弱体化した体は霊になって宙を舞い、身体を欲す。
雨が降った時、彼はどこにいるのだろうか?
“この世の半分は悪魔のもの”と、うそぶくか…
死のなかで、生の夢を見るのは異常か?
海に堕ちるなんてごめんだよ。
つまらない成果に一喜一憂するより、遥かに素晴らしいじゃないか!
“夏雪ランデブー”
やはり素敵な作品だと思う。

▼葉月亮介役:中村悠一
オーディションを受ける際原作を知りその内容に惹かれ、独特なオーディション形式やプレスコという普段あまり取らない手法での収録にすごく興味を持ち、是非この作品に関わりたいと強く思いました。翌日に結果を聞くという異例の早さでしたが、すごく嬉しかったと同時に非常に難しいお芝居を要求される本作に関わるプレッシャーを感じました。オーディションの際、兎に角、そこに実在する人間を演じられるよう集中しました。実際の収録では、キャラクターの掛け合いがリアルになるよう心がけています。まずは本作の空気を感じて欲しいです。きっと見ている方の琴線に触れるはずです。そして葉月、六花、島尾の時間を見届けてください。よろしくお願いします。

▼島尾六花役:大原さやか
こんなにやりたいと熱望した役は今までなかったかもしれないと思うほど六花に惹かれていたので、合格の連絡をいただいた時は、あまりの嬉しさにすぐには信じられない気持ちでした。オーディションは、とても緊張していたのであまり覚えていませんが、等身大な引き出しで素直に向き合うことを意識したと思います。非日常な三角関係でありながら、それぞれの会話劇と心情が丁寧に描かれている作品なので、プレスコという収録の仕方も含め、役者としてやりがいのある現場をいただいたと気合いが入っています。

▼島尾篤役:福山潤
島尾役に決まったと聞いた時、「え?本当に…?」という具合いにキョトンと最初はしてしまいました。スタジオオーディションを終えてから決定までの時間が恐ろしく早かったので、ビックリというより、丌意打ちというか(笑)その後は勿論、歓喜がやってきましたが。ブース内はマンツーマンで役者と演出がいるというカタチでのオーディション。普段のやり方や演じ方のロジックを取っ払って、「自分」が作る時間と人物をより明確にイメージしてやらせて頂きました。演じる難しさと楽しさを再確認する事が出来る作品に関われる喜びとやりがいを思いつつ、只今産みの苦しみを楽しんでおります。皆様にお届け出来る日を心待ちにしつつ、目一杯島尾と向き合っていきます。

●『夏雪ランデブー』
2012年7月よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送予定
原作:河内遙「夏雪ランデブー」(祥伝社・フィールコミックス)

●関連URL
▼夏雪ランデブーHP

http://natsuyuki.tv/

(C)2012河内遙/祥伝社/アニメ「夏雪ランデブー」製作委員会