おたくま経済新聞

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猫目 ユウWriter

フリーライター。ライター集団「涼風家[SUZUKAZE-YA]」の中心メンバー。
『ニューハーフという生き方』『AV女優の裏(共著)』などの単行本あり。
女性向けのセックス情報誌やレディースコミックを中心に「GON!」等のサブカルチャー誌にも執筆。ヲタクな記事は「comic GON!」に掲載していたほか、ブログでも漫画や映画に関する記事を掲載中。
本コラム「うちの本棚」は作者・テーマ別にして「ブクログのパブー」から電子書籍として刊行しています。
また最近は小説の執筆に力を入れています。
仮想空間「Second Life」やってます^^

猫目 ユウの記事一覧

  • うちの本棚

    【うちの本棚】第十二回 妖棋死人帳/水木しげる

       
    毎週水曜連載の『うちの本棚』、第十二回も水木作品を紹介いたします。今回紹介するのは「妖棋死人帳」。 本書は、1966年12月号の「月刊ガロ」で描き直して掲載され(ちなみに「ガロ」はこの号、『カムイ伝』が休載のため、この作品を巻頭に掲載している)、サンコミックスにも収録されたもの…
  • ナナメ観!特撮映像館

    【特撮映像館】Act.11 ゴジラの逆襲

       
    「ナナメ観 特撮映像館」、第十一回目となる今回取り上げるのは、アンギラス初登場の『ゴジラの逆襲』です。 第1作の続編である本作品も香山滋の原作。第2作『ゴジラの逆襲』では、舞台を大阪に移したということだけで、あまりドラマ的な奥行きが出せなかったように思われる。東京に続いて大阪の…
  • うちの本棚

    【うちの本棚】第十一回 鈴の音/水木しげる

       
    毎週水曜連載の『うちの本棚』、第十一回は水木しげるの「鈴の音」。 本作は『火星年代記』『妖棋死人帳』と並んで貸本時代の三大長編怪奇時代劇と言われているらしい。 中でも本作は正統派の怪奇漫画として仕上がっているのではないだろうか。 長く借り手のつかない「陣屋」とは呼ばれる建物…
  • ナナメ観!特撮映像館

    【特撮映像館】Act.10 ゴジラ

       
    「ナナメ観 特撮映像館」、第十回目となる今回より「ゴジラシリーズ」を紹介してまいります。まずは記念すべき第1作『ゴジラ』から。 日本が世界に誇るムービースターと言っても過言ではない「ゴジラ」の第1作である。 ある映画の企画がだめになり、急遽作られたという経緯があることは知られ…
  • うちの本棚

    【うちの本棚】第十回 怪獣ラバン/水木しげる

       
    毎週水曜連載の『うちの本棚』、第十回目となる今回は、水木しげるの『怪奇猫娘』をご紹介。 水木しげるに限らず、貸本漫画で活躍しのちに雑誌に移って行った作家たちは、貸本時代の作品を雑誌でリメイクしている。本書も『ないしょのはなし(墓場鬼太郎)』を経て『ゲゲゲの鬼太郎・大海獣』と2回…
  • ナナメ観!特撮映像館

    【特撮映像館】Act.9 「昭和ガメラシリーズ」

       
    「ナナメ観!特撮映像館」第九回目となる今回は、第一作『大怪獣ガメラ』から『ガメラ対深海怪獣ジグラ』そして『宇宙怪獣ガメラ』までの「昭和ガメラシリーズ」について考える。 個人的なことだが、「ゴジラ」より「ガメラ」が好きだった。どこが、と考えると明確な理由をあげるのは難しいのだが、…
  • うちの本棚

    【うちの本棚】第九回 怪奇猫娘/水木しげる

       
    毎週水曜連載の『うちの本棚』、第九回目となる今回は、水木しげるの『怪奇猫娘』をご紹介。 水木しげるの作品に登場する猫娘といえば,『ゲゲゲの鬼太郎』、とくにアニメ版のキャラクターの印象が強い。実際水木原作版の『~鬼太郎』に猫娘が登場しているのは、貸本時代の『鬼太郎夜話』を別にすれ…
  • ナナメ観!特撮映像館

    【特撮映像館】Act.8 宇宙怪獣ガメラ

       
    「ナナメ観!特撮映像館」第八回目となる今回は、1980年公開の「宇宙怪獣ガメラ」。「大映」の社名と版権を継承した新会社によって復活した「ガメラ」だが、本作でのガメラ登場シーンのほとんどは過去の作品をつないだものである。 「新作を作るのだが特撮シーンまで撮り下ろす予算がない」こと…
  • うちの本棚

    【うちの本棚】第八回 悪魔くん/水木しげる

       
    毎週水曜連載の『うちの本棚』、第八回目となる今回は、水木しげるの『悪魔くん』をご紹介。 貸本マンガの末期に刊行された、水木しげるの代表作のひとつ。代表作となったのは、テレビドラマ化されたことが大きいだろう。 貸本版が刊行された当初は、貸本マンガが末期の時期であったこともあるが…
  • ナナメ観!特撮映像館

    【特撮映像館】Act.7 ガメラ対深海怪獣ジグラ

       
    「ナナメ観!特撮映像館」第七回目となる今回は、1971年公開の「ガメラ対深海怪獣ジグラ」。 事実上の「昭和ガメラシリーズ」最終作。 今回も日本人と外人の子供が出演するが、これまでその親も外人の俳優が演じていたのに対し、本作では第1作以来何らかの役で出演してきた藤山浩一(『~バ…
  • うちの本棚

    【うちの本棚】第七回 まだらの卵/日野日出志

       
    毎週水曜連載の『うちの本棚』、第七回目となる今回は、日野日出志の『まだらの卵』をご紹介。 日野日出志の作品と出会ったのは「少年アクション」の創刊から連載された『ショッキング劇場』というホラー短編シリーズだった。したがって、『まだらの卵』も初出で目にしている。 汚れた川を流れて…
  • ナナメ観!特撮映像館

    【特撮映像館】Act.6 ガメラ対大魔獣ジャイガー

       
    「ナナメ観!特撮映像館」第六回目となる今回は、1970年公開の「ガメラ対大魔獣ジャイガー」。 前作のオリンピックに続いて、本作が公開された70年は大阪万博の年だった。そこで今回の舞台は大阪、万博会場となる。が、さすがに会場を破壊するという映像は許可がでなかったのか、なんとか直前…
  • うちの本棚

    【うちの本棚】第六回 劇画漂流/辰巳ヨシヒロ

       
    毎週水曜連載の『うちの本棚』、第六回目となる今回は、辰巳ヨシヒロの『劇画漂流』をご紹介。 この『劇画漂流』という作品は、ひと言で言ってしまえば、これは辰巳ヨシヒロの自伝作品である。が、同時に漫画史における劇画誕生の記録であり、大阪を中心とした貸本マンガ史とも言える。 (…
  • ナナメ観!特撮映像館

    【特撮映像館】Act.5 ガメラ対大悪獣ギロン

       
    「ナナメ観!特撮映像館」第五回目となる今回は、1969年公開の「ガメラ対大悪獣ギロン」。 前作で宇宙空間を自由に飛んでいたガメラが、今回は地球外の惑星にまで進出する。 舞台となるのは太陽を挟んで地球の反対側にあるという第10番惑星。地球にやってきた小型の無人宇宙船に乗った少年…
  • うちの本棚

    【うちの本棚】第五回 ライブマシーン/松森 正・狩撫麻礼

       
    毎週水曜連載の『うちの本棚』、第五回目となる今回は、松森 正・狩撫麻礼の『ライブマシーン』をご紹介。 松森 正のシャープな描線は、それ以前からのものだったが、この『ライブマシーン』でいっそう突き詰められた感がある。 また初期の代表作『木曜日のリカ(小池一夫原作)』以来、コレと…
  • ナナメ観!特撮映像館

    【特撮映像館】Act.4 ガメラ対宇宙怪獣バイラス

       
    「ナナメ観!特撮映像館」第四回目となる今回は、1968年公開の「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」。 本作冒頭で、地球侵略を狙うパイラス人の宇宙船が宇宙空間のなか迫ってくる。そこにガメラが現れ宇宙船を破壊。 すでに第2作の冒頭において宇宙空間でも自由に活動できることを見せていたガメラ…
  • ナナメ観!特撮映像館

    【特撮映像館】Act.3 大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス

       
    「ナナメ観!特撮映像館」第三回目となる今回は、1967年公開の「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」。 「子供の味方ガメラ」は本作からスタートする。  前作がどちらか言えば大人の観客を意識したドラマ重視の内容だったのに対して、本作以降はガメラと敵怪獣との対戦がメインとなっていく。…
  • うちの本棚

    【うちの本棚】第三回 バビル2世/横山光輝

       
    毎週水曜連載の『うちの本棚』、第三回目となる今回は、横山光輝の『バビル2世』をご紹介。 本作は、アニメ化もされた、横山光輝の代表作のひとつ。それまで『鉄人28号』のヒットからロボットものの印象が強かった横山に超能力SFのイメージが加わった。 古代、地球にやって来た宇宙人は、宇…
  • ナナメ観!特撮映像館

    【特撮映像館】Act.2 大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン

       
    「ナナメ観!特撮映像館」第二回目となる今回は、本作からシリーズではカラー作品となった「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」。 「ゴジラ」同様第2作目は大阪が舞台。バルゴンの冷凍光線(?)によって大坂城が凍結シーンもある。とはいえ、こちらは神戸から大阪、京都にいたる関西圏ということにな…
  • うちの本棚

    【うちの本棚】第二回 G・Rナンバー5(修繕屋)/石ノ森章太郎

       
    毎週水曜連載の『うちの本棚』、第二回目となる今回は、石ノ森章太郎の『G・Rナンバー5(修繕屋)』についてご紹介。 掲載誌の「パワァコミック」はまったく見たことがないのでこの作品も単行本が出てから初めて知ったのだが、当時マンガ好きな兄がいるクラスメイトがしきりに『修繕屋』という作…

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