ジャパニーズホラーの旗手・清水崇監督が手掛ける「恐怖の村」シリーズ第3弾の主演を、モデルのKōki,が務めることが発表されました。タイトルは「牛首村(うしくびむら)」。あわせて3種のイメージビジュアルが解禁となりました。

 2020年公開の「犬鳴村」、2021年公開の「樹海村」に続く、「恐怖の村」シリーズの最新作となる「牛首村」の舞台は、北陸に実在する最凶心霊スポット。

 前作の「樹海村」の舞台“富士の樹海”は、都市伝説がなかったり、シンボル的な心霊スポットがなかったり……という反省を活かして選ばれた最恐スポットです。

 主演を務めるのはモデルとして国内外問わず活躍中のKōki,。今作が女優デビューとなるKōki,は本作について「この様な素晴らしい機会を与えて頂けた事に本当に感謝しています。いただいた役と向き合いながら、清水監督からの言葉をしっかり聞き、一生懸命頑張りたいと思います」と意気込みを語っています。

 タイトルの決定にあわせて解禁された3種のイメージビジュアルの1枚目は、赤い着物が印象的なお地蔵さまが並ぶビジュアル。よく見てみると1体首のないお地蔵さまもいるようです。

赤い着物が印象的なお地蔵さまが並ぶビジュアル

 とある観光名所から広がる景色が映る三輪車が沈むビジュアルは、タイトルが“生首村”にも見えるような……。沈む三輪車は「樹海村」であの子が乗っていたものなのか?関連性を想像させられるような1枚です。

三輪車が沈むビジュアル

 最後の1枚は傘を持つ少女が1人佇むビジュアル。カラスのような鳥が飛びまわる様子と首が切られたようなタイトルから不穏な雰囲気が漂っています。

傘を持つ少女が1人佇むビジュアル

 本作について監督の清水崇は「“恐怖の村シリーズ”の三作目は『牛首村』。今回も実在する地を拠点にしつつ、あえて実態不明の怪談『牛の首』に焦点を当て、えぐろうと思います。主演のKōki,さんには、ミステリアスな存在感と物怖じしない物腰、時折垣間見える負けん気に大きな魅力を感じています。初めての映画にホラーを選んでもらえたことにも、日本の通常の芸能活動の枠を超えた度量と野心を感じ、一緒にチャレンジすることが、今からとても楽しみです!」とのコメントをよせています。

(C)2021 「牛首村」製作委員会
情報提供:東映株式会社