Amazonと東映による、「【推しの子】」実写映像化の共同プロジェクトが始動した。

 2024年冬に、ドラマシリーズがAmazonのPrime Videoにて世界独占配信され、映画が東映配給にて劇場公開される。

 アクア役で主演をつとめるのは櫻井海音。モデルや音楽のほか、俳優としても活動しており、「VIVANT」(2023/TBS)や「アオハライド Season1」(2023/WOWOW)に出演。本作では、母(アイ)の死の真相を暴くため芸能界に潜り込む。

 伝説のアイドル・アイ役は、元・乃木坂46の齋藤飛鳥。アクアの双子の妹・ルビーには、元・=LOVEの齊藤なぎさ。

 ルビーと共にアイドル活動を始めることになる有馬かな役には、子役出身でNHK大河ドラマ「どうする家康」(23年)に千姫役で出演した原菜乃華。「劇団ララライ」の女優・黒川あかね役は、「交換ウソ日記」(2023)などに出演した茅島みずき。ルビーかなと共にアイドル活動をするMEMちょ役は、YouTuber・タレント・アーティストなどマルチに活動している、あのが担当する。

 なお、プロジェクト始動にあわせて、原作コミックの表紙をイメージしたスペシャルビジュアルが解禁され、原作者である赤坂アカのコメントも発表された。

 2020年に週刊ヤングジャンプで連載が始まった、原作・赤坂アカと作画・横槍メンゴによる「【推しの子】」。伝説的アイドル・アイの“推しの子”として転生する設定に加え、サスペンス要素に、芸能界という複雑な世界を鋭く描いたことなどから人気となり、2024年1月現在でコミック累計1500万部を突破。

 2023年にはアニメ化され、さらに人気が加速。音楽ユニット・YOASOBI書き下ろしのOP主題歌「アイドル」は、米ビルボード・グローバル・チャートで日本語楽曲初の首位を獲得している。

【赤坂アカ コメント全文】

この度の【推しの子】の実写化にあたりまして、
【推しの子】は芸能界に対して様々な言及をしている作品です。
そして漫画作品の実写化についても触れています。
良い事ばかりを言っていません。批判的な事も言っています。
なので、もしかしたら【推しの子】が実写化する事は無いんじゃないかと思っておりました。
そのような中で今回、実写化をしようと言って頂いた時には、
キャストの皆様にも制作陣の皆様にも
「本当に大丈夫ですか?」と聞きたくなる気持ちでした。
引き受けて頂いた皆様には感謝の念が尽きません。

芸能界を舞台にした推しの子という作品を、
漫画家の目線でなく、正に芸能界という現場で、
本物の現場にいる人々が作ろうと言う気持ちはどういうものなのか
そして出来上がるものはどういうものなのか
私はとても興味があります。
皆様もそうではないでしょうか?

是非その答えを一緒に見届けて欲しいと思っております。

(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 
(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会

情報提供:アマゾンジャパン合同会社、東映株式会社