近年、特に増えている「漫画」を原作にした実写化作品。これに対し、反対するファンは少なくありません。しかし、漫画家・赤坂アカ先生がツイートした実写化についての考えが、ファンとして考えさせられると話題をよんでいます。

 赤坂先生は、2015年6月から週刊ヤングジャンプで漫画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」を連載中。そして、この作品を原作にした実写映画が9月6日に、平野紫耀さん(King & Prince)主演、橋本環奈さんヒロインで公開予定です。

 そんな赤坂先生が5月21日、自身のTwitterで、「漫画の実写化は、漫画の連載を100年やっても読まないだろうなっていう遠い層に向けて『かぐや様』を届けてくれる漫画家としては滅茶苦茶有り難く、かゆい所に手が届く文化です」と、実写化についての考えを吐露しました。そして、原作のファンに「かぐや様がより遠くの人へ届く様に、後押しする感じで応援して欲しいと願っております!」と呼びかけました。

 さらに赤坂先生は、「キャストのみんなは何度も言うけどいい人ばかり」と話し、好きな場面を教えてくれたり、コラボカフェに行ったことを報告してくれたりしたそうで、「描いた側からしたら全力応援側に回るしか無い」と感じたそう。

 そして、漫画が実写化されると否定的なコメントが飛び交うのが常で、「この漫画の実写化が叩かれないわけないんだから」と前置きしつつ、「うちのファンにはキャストやスタッフを守ってあげなきゃ位の気持ちで居てくれたら嬉しいです」と、再びファンに呼びかけました。

 この一連のツイートに、「わかりました。応援します」「器が大きすぎて測りきれない」「そういう見方もあるのか、反省します」など、考えを応援する声や考えを改めた人の声など、多くの反応が寄せられています。何かと批判される実写化ですが、作者の思いを聞くと、また見方が変わっていきますね。

<出典・引用>
赤坂アカさん(@akasaka_aka
※画像は赤坂アカさん公式Twitter(@akasaka_aka)のスクリーンショットです。

(佐藤圭亮)