テレビアニメ『ゴールデンカムイ』の放送時期と放送局が決定した。放送開始時期は2018年4月で、放送局はTOKYO MX、読売テレビ、札幌テレビ、BS11。ネット配信は、フジテレビが運営する動画配信サービスFODでの独占配信となる。

 『ゴールデンカムイ』は、2014年から週刊ヤングジャンプで連載中の、野田サトルによる大ヒット漫画。既刊のコミックス1~11巻で累計350万部を突破し、マンガ大賞2016に輝いた実績も持つ作品。

 テレビアニメ化にあたっては、新進気鋭のアニメーションスタジオであるジェノスタジオのもと、難波日登志監督をはじめとする実力派スタッフが集結。埋蔵金を巡るアクション&サスペンスを軸に、狩猟、グルメ、歴史などの五感を刺激する多彩な魅力が溢れるアニメーションとなって動き出す。

 主人公の杉元佐一の声は、声優・舞台と幅広く活躍する小林親弘が、アシ(リ)パの声は、女優兼声優の白石晴香が担当。なお、今回の放送局・放送時期発表にあわせて、PV第1弾がアニメ公式サイト上にて公開されている。

【イントロダクション】
 明治時代後期。「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく北海道にいた。そこにアイヌから奪われた莫大な埋蔵金という、一攫千金のチャンスが舞い込む。埋蔵金は網走監獄に収監中の男によって隠匿され、24人の脱獄囚の身体に刻まれた刺青がその在り処を示す手がかりだという。
 そんな折、ヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。名をアシ(リ)パというその少女は、埋蔵金を奪った男に父親を殺されていた。さらに杉元の動きに呼応するように、かねてより埋蔵金を狙って暗躍していた北の最強部隊・第七師団や刺青を背負う脱獄囚たちの動きも顕在化。果たして、雄大な北の大地を舞台に巻き起こった一攫千金サバイバルの行方は……!?

【キャラクター紹介】
杉元佐一(よみ:すぎもと・さいち) 
元大日本帝国陸軍第一師団の隊員。日露戦争で目覚ましい武功を上げ、そのときの鬼神のような戦いぶりから「不死身の杉元」と呼ばれる。彼を不死たらしめるのは、死地に活路を見出すことができる並外れた度胸と驚異的な回復力。除隊後、戦死した親友との約束を果たすべく、ゴールドラッシュに沸いた北海道へ。そこでアイヌの村から奪われた埋蔵金の存在を知り、精強を誇る陸軍第七師団や凶悪な脱獄囚を向こうに争奪戦を繰り広げる。

杉元佐一 (C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

アシ(リ)パ
北の大地で杉元が出会った、アイヌの少女。和人の言葉を解し、山での暮らしや狩猟の知識に長けている。「新年」や「未来」を意味する名を与えられた自分を「新しい時代のアイヌの女」と称し、古い因習だけに囚われない現実的な考えを持つ。アイヌの埋蔵金を奪った人物に父親を殺されており、仇を討つべく優秀な戦士と認めた杉元と行動を共にすることに。彼女が危機に陥ると、エゾオオカミのレタ(ラ)がどこからともなく駆けつける。

アシ(リ)パ (C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

白石由竹(よみ:しらいし・よしたけ)
「脱獄王」の異名を持つ天才脱獄犯。収監されては脱獄する行為を繰り返してきたことから、いまや脱獄での懲役が元の罪で課せられた懲役を上回るほど。関節を自在に外すことができる特異体質の持ち主で、不意に拘束されたときの対策として釘や針金などの道具を身体のあちこちに忍ばせている。埋蔵金の在り処を示す刺青が刻まれた24人の脱獄囚のひとりだが、杉元たちと手を組んだほうが得策と見て、彼らの埋蔵金探しに協力する。

白石由竹 (C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
画像提供・株式会社フジテレビジョン