劇作家の平田オリザ氏の青春小説『幕が上がる』が、ももいろクローバーZの5人の主演で、映画化及び舞台化することが決定した。

 映画版の撮影は、2014年8月22日から静岡県富士宮市などで行われ、10月8日にクランクアップしている。公開はティ・ジョイ配給、東映配給協力により2015年2月28日に新宿バルト9他全国で行われる。そして舞台版は、2015年5月の公演予定だ。

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(C)2015「幕が上がる」製作委員会

 映画監督及び、舞台演出を担当するのは、『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督。
そして主演のももいろクローバーZの5人は、弱小演劇部の高校生を熱演する。本作は、地区大会突破を夢見る演劇部の面々が、大学で演劇をやっていたという美人教師のすすめで全国大会を目指すことになり、挑戦を通じ本当の喜び、本当の悲しみ、本当に大切なことに気づき、きらめいていく作品。

(C)2015「幕が上がる」製作委員会 (C)2015「幕が上がる」製作委員会
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■百田夏菜子(ももいろクローバーZ)コメント

普段はアイドル、映画の現場も初めて、お芝居の経験も全然ない。そんな私達が映画の主演。

撮影が始まる前にオリザさんのワークショップを受けさせていただいて、最初聞いたときはお芝居のレッスンをするもんだと思っていました。でも、オリザさんが教えてくれたのはお芝居の根本の部分。

台本をもってここのセリフをこうしろじゃない。お芝居とはなんなのか、そこから教えてくれました!

お芝居はこうでなくちゃダメとかない。アイドルがこうでなくちゃってのもない。

その時、ジャンルを通り越してなにか新しいものが作れる気がしました!

撮影が始まってからは私達はただただ必死!笑

監督はすごく丁寧に、一緒にお芝居を作ってくれました。

でも実は、私達は自分の芝居をモニターでも1度も見てないので、どうなってるかは全く分かりません。
でも自分の心でよし!と思ったときと、監督のOK!が重なる事が多くて、なんだか通じあってる気がして嬉しかったです!

クランクアップをした段階で映画としてはまだ半分!そこから編集さんにバトンタッチして最終的には
お客さんが見てくれて初めて映画が完成するんだって!

まだ途中の段階でもスタッフさんたちは映像を見るために集まるたびに興奮して帰ってきます!笑

みんなニヤニヤしてて全然教えてくれません。

大人ばっかりずるいよね~!なんてメンバーで話ながら、私達も出来上がりをとっても楽しみにしてます!
みなさんも楽しみにしててください!!

週末ヒロイン ももいろクローバーZ 百田夏菜子

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