今年9月公開の映画『怒り』の予告編公開が先日公開されましたが、それに先駆けて『中央公論 2016年3月号』に掲載された原作者・吉田修一さんのコラム「妻夫木聡の「色気」と綾野剛の「淋しさ」」の中での記述が一部女子の間で「ざわっ……」となるほど話題になっています。

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映画『怒り』は芥川賞作家で様々な作品がメディアミックス化されている吉田修一さんの長編小説が原作。2014年に中央公論新社から発売されています。
監督は、あまりに衝撃的だと話題を呼んだ映画『悪人』でもタッグを組んだ李相日さん。

物語は1年前に起こった残忍な殺人事件を追う中で様々な人間模様を描いたものです。映画の中では千葉編、東京編、沖縄編の3つの舞台で犯人と思しき男たち3人それぞれに焦点があてられます。

■何というリアルBL!

妻夫木さんは東京編の主人公・藤田優馬役に抜擢。同性愛者であり、サウナで知り合った綾野さん演じる大西直人と同棲することになるという難しい役柄を演じています。
公開された予告編ではゲイイベントにてゲイメンと半裸で踊ったり、裸で布団に横たわりながら綾野さんを抱きしめるなど非常に香ばしいシーンが採用されていたことから、一部女子の間では「何というリアルBL」「あまりにありがとうございました!」というような声で沸き立っています。

さらに原作者である吉田さんが「中央公論」3月号に寄稿したコラムが裏づけになり、この“リアルBL騒動”を炎上させています。

■役作りのため2人で暮らし、寝るときもお風呂一緒!

そのコラム内で映画の衣装担当スタッフである小川久美子さんの証言によると、妻夫木さんと綾野さんは今回同性愛者で恋人同士という役を徹底させるためにずっと2人で一緒に暮らし、寝るときもお風呂に入るときも一緒なんだとか。さらに、撮影中もずっと手を繋いでいたりキスをしたりイチャイチャしているそうなんですよ。

どうです、この役者魂。本当にありがとうございます! と思わず両手を合わせて拝みたくなってしまいますよね。

人気イケメン俳優である2人が撮影以外のところでもイチャイチャしているというBL的現実に失神しそうになってしまったわけですが、編集部でもこの話題になり「ええ……原作買ってこようかな……」「本当に感謝しかないですよね」「映画公開いつ? 9月ね、初日押さえなきゃ」「いやプレス試写会あるでしょ 私その取材いきまーす」と一部女子の心に火をつけたようでした。

俳優さんが役にかける情熱は凄まじいものがあるようですが、それゆえに私たち視聴者が心から楽しませていただけることを考えたら二重の意味でも「ありがとうございます!」とならざるを得ませんよね。
映画『怒り』の東京編は新宿二丁目やハッテンバ、プールパーティーなどのホットなゲイスポットで実際撮影されたそうですよ。
劇場公開される9月が待ち遠しいですね!

<参考文献>
『中央公論 2016年3月号』P178~P182

(文:大路実歩子)