カテゴリー:季節・行事
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“最強寒波”が日本列島を覆い、筆者の住む鹿児島市の平野部においても24日の午後過ぎからちらちらと雪が降り始めましたが、そんな光景を見ると、いつも思うことがあります。それは「鹿児島民は灰が降っても何とも思わないけど、少量でも雪が降ると異常にテンションが上がるよなー……」ということ。
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2023年においても、日本各地に残る「風習」。古来から続けられる中で、傍から見ると不思議なものも数多くあります。長野県もまた、新年一週間の「七日正月」の前夜の「六日年越し」で行われる「かにの年取り」という風習が存在します。
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一般に「松の内」とされる1月7日を過ぎると、正月飾りは集落ごとに1か所に集められ、小正月(1月15日)に燃やされます。これを「どんど焼き(どんと焼き)」や「鳥追い」「左義長」などと呼び、正月行事は一区切りを迎えます。 これはお盆の「送り火」と同じく、松飾や門松を目印にやってきた歳神を天に送る意味を持つ行事。同時に五穀豊穣や豊漁。無病息災などを祈るもので、各地では様々な作法で火祭りが行われます。
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初夢で見ると縁起が良いとされている「一富士二鷹三茄子」。筆頭に挙げられる富士山は世界遺産の選定理由にもあるように、古くから信仰を集めてきました。江戸時代の人は富士山から溶岩を持ち帰り、全国各地に小さな「富士」を作って代わりとしました。その中でも都内に残る最古の「富士」、渋谷区の鳩森八幡神社にある富士塚に登ってきました。1789年の築造と伝えられ、1981年に東京都指定有形民俗文化財となっています。
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2022年もいよいよ年の瀬ですが、「大みそかの夜」といえば皆さん何を食べるでしょう?多くの方は「年越しそば」と答えそうですが、実は必ずしもそうとは限りません。「大みそかはすき焼き!」と豪語するはらんゆみさんもそのひとり。新婚当初に抱いた違和感を、2022年12月に改めて発信したところ、大きな反響を集めています。
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江戸時代には「お伊勢参り」のほか、さまざまな信仰の旅がありました。その中でも江戸の人々が小旅行気分で楽しんだものに、香取神宮(千葉県)と鹿島神宮(茨城県)、そして息栖神社(茨城県)を船で参拝して回る「東国三社巡り」という旅があります。お伊勢参りの仕上げとしても親しまれた、東国三社巡りを体験してみました。
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新年を迎えるにあたり、多くの家庭では大掃除を行います。さかのぼること江戸時代の商家などでは、大掃除の最後に主人を胴上げする風習があったんだとか。胴上げは古くは「胴ぶるい」とも呼ばれ、民間信仰の中で「神送り」の儀式として行われるケースがあります。また、大掃除で家の汚れを払った後、今度は家の主人についた汚れを胴上げで落とし、歳神を迎えるにふさわしい状態にしようという側面もあったようです。
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都心のシティホテルで10年以上勤務していた筆者の、ホテルならではの年末年始体験談が語られている。年の瀬だと感じるのは、12月中旬のディナーショーに始まるという。限られた時間の中でフルコースを100人以上分用意し、配膳。それをこなすと次は、手の空いたスタッフもかり出されてクリスマスケーキに怒濤のおせち詰め。「とにかく料理長の殺気が怖かった」と筆者は語っている。
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クリスマスが近づくと、我が子から「サンタクロースって本当にいるの?」と聞かれることがあると思います。子どもの夢を壊さず、うまく説明することはできないかと悩んだ親御さんも多いはず。ネット時代の今、Googleや軍の機関であるNORADが「サンタクロース追跡」を提供していることを教えてみてはどうでしょうか?
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結婚式のドレス、何着ていこう?髪型は?バッグや靴は?女性なら誰もが一度は悩んだ経験があるのでは?自分の好きな服装が良いけれど、ドレスコードを知らずにマナー違反になるのは避けたいところ。元ウェディングプランナーの立場から、おさえておきたい「結婚式のドレスコード」と、知っておきたい結婚式ならではの「験担ぎ」をまとめました。
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豆まきや恵方巻きなどでお馴染みの節分。ところが実は、古くからそばを食べる日でもあるんです。新潟県にある蕎麦メーカー公式Twitterのつぶやきが話題に。
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鉄道の路線ができる理由は、人と物を運ぶため。現在は通勤新線が多くなりましたが、昔は地場産業の品物を市場や港に運ぶためや、参拝者の多い神社仏閣へ向かう人を運ぶため、多くの鉄道路線が開業しました。お正月ということもあり、神社仏閣への参拝客を運ぶことからスタートした関東の鉄道路線をいくつかご紹介しましょう。
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秋になると厄介なのが「ひっつき虫(もしくはくっつき虫)」と呼ばれる様々な植物の種子(果実)。その形状なども相まって、衣服に触れるとその名のごとく「ひっついて」しまうため、頭を悩まされる方も多いのでは。そんなひっつき虫、細かいものが多いため一度「ひっつく」と、なかなか取り除けないのもまた難点。ところが、あるものを使うことでキレイに拭き取れる、という投稿がTwitterで大きな話題となっています。
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餅による窒息死は毎年地方ニュースで報じられるにとどまり、大きく報道される事は多くありません。しかし、毎年1月に突出して起こっている餅による窒息。高齢者だけでなく子どもにも起こる可能性があるこの事故をどうすれば防げるのか、考えてみたいと思います。 (さ…
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お正月といえば初詣。その年を占うおみくじは初詣に行くとやっぱり引きたくなるもの。筆者も毎年引いてはその結果をスマホに撮っていますが、そのスマホでもおみくじが引けるの、皆さんご存知ですか? 実際に編集部でもやってみました。 (さらに…)…
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7月を目前に全国各地では、最高気温30度以上の真夏日の出るところが増えています。気象庁の発表によりますと、今年は6月から8月にかけて、全国的に暖かい空気に覆われやすく、東日本以西で高く、北日本でも平年並か高い見込みです。 (さらに…)…
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誕生からお葬式まで、日本人にとって人生の節目節目に必ず使われる水引(みずひき)。贈答品や袋(封筒)を飾る飾り紐のことで、その結び方は様々ありますが、普段お目にかかるのは「あわび(あわじ)結び」「花結び(リボン結び・蝶結び)」「結び切り」あたり。その時々の出来…
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皆さん、初もうでには行きましたか?初もうでには地元の氏神様や産土神社などへの参拝をされる人も多いと思いますが、その後のおみくじも楽しみの一つ。 名古屋市内在住の筆者、今回はちょっと珍しいおみくじがあるという事で早速引いてきましたよ。 (さらに&he…
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京都一のトランスイベント?かもしれない、総本山知恩院(京都市東山区)が毎年行っている『ミッドナイト念仏in御忌』というものをご存じでしょうか。あまりにパワーワードなこの響き。お寺でクラブイベント?と思わず疑問を持たずにいられません。ネットでも度々話題に上ってい…
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<コラム> 先日テレビを見ていたら、近頃の幼稚園や保育園では、節分の豆まきの際に安全性を考慮して豆ではなくマシュマロや柔らかいボールを投げるところが増えていると紹介されていました。また、鬼への恐怖を和らげるため、最後に良い鬼になり仲良しになるか、鬼役の…