ローカル私鉄には都会の私鉄には無い、絶妙にさびれた感じと独特な雰囲気があり、好きな人も多いと思います。旅イラストや水中写真などをSNSに投稿している、ほしさんもその一人。

 ローカル私鉄に乗った時に起こる「あるある」をイラストで紹介。鉄道好きの人たちから「〇〇もこんな感じでした!」と共感の声が多数よせられています。

 「地方のローカル私鉄が高速で走ると起こること」と紹介された投稿には、「ローカル私鉄あるある?」と題したイラストが添えられています。これは最近、滋賀県にある近江鉄道に乗った時の記録として描いたもの。他にも過去に乗った私鉄の思い出も加えられています。

 「ウォォォオオオオオ!!」と徐々に高くなっていくモーター音と、それに比例するように暴れだすつり革や車両のつなぎ目。揺れる座席に「振り回されるオレ!」が描かれており、特に車両の端が凄く揺れるので好きなのだとか。

 たしかにローカル私鉄にはほしさんがイラストで紹介しているとおり、都心の私鉄では味わえないアトラクション的な要素が多数ちりばめられています。記者は静岡県出身で、以前に天竜浜名湖鉄道の天浜線に乗ったことがあり、車両の揺れが凄かったことを思いだします。

画像提供:ほし(旅イラスト&水中写真)さん(@hoiruka_oekaki)

 最近はコロナ禍ということもあってローカル私鉄に乗りに行くことがあまりできなかったものの、以前は年に何回か乗っていたというほしさん。アクロバティックなローカル私鉄が好きで、「きたきたきたきたー!!」とテンションが上がって興奮するそう。まるで遊園地へ遊びに来た子どものようですね。「ただし、あまりに揺れすぎると少し不安になることもありますが……」と笑います。

 さらに車両の連結部分を「上手くできているなぁ」と、興味深く見ているのが面白くて好きだといいます。「景色や音、ニオイなど、すべてひっくるめてローカル私鉄は趣深い」と魅力を解説。

 投稿した「ローカル私鉄あるある?」のイラストに、ローカル私鉄が好きな人たちから反響があったことについて、「多くの皆さんと感覚が共有できて、とても嬉しかった」とほしさん。その中には「また旅行に行きたくなった」というコメントもあり、嬉しかったと語っていました。

<記事化協力>
ほし(旅イラスト&水中写真)さん(@hoiruka_oekaki

(佐藤圭亮)