近年話題となっている「腸活」。ダイエットやトレーニングのみでなく、健康管理の一環として生活に取り入れている人も多いのではないでしょうか?

 Kenvueが2023年6月に実施した「体調管理と口内環境に関する調査」では、腸活を実践している人のうち、免疫力の向上を目的として行っている人は63.8%おり、6割以上が免疫力を高めたいと考えて腸活を行っていることが分かったそうです。

 しかし、「腸活」の意外な盲点として、実は口の中の悪玉菌が飲み込まれて体内に入ることで、腸内細菌のバランスを乱している可能性があるとのこと。

悪玉菌が飲み込まれて体内に入ることで、腸内細菌のバランスを乱している可能性

 生活習慣病治療のエキスパートである小川明子先生によると、腸には身体の約7割もの免疫細胞が集まっていると言われていること、腸内環境を良好に保つことは免疫力の向上や生活習慣病等の病気の予防に効果があると考えられているそうです。

 そこで、小川先生は「腸活」の意外な盲点として口腔内環境についても解説しています。口腔状態は全身疾患と深く関係しており、歯周病の人は、糖尿病や脳卒中、心臓病などの多くの疾患を引き起こしやすいことが近年の研究で明らかになってきているそうです。

 口腔内の歯周病菌は、歯茎の粘膜や血管内皮などから血管に入り込み、血液にのって全身へ運ばれて、様々な悪影響を及ぼすとのこと。加えて、飲み込まれた悪玉菌が身体のバリアをすり抜けて腸内に到達し、腸内細菌のバランスを乱している可能性も十分に考えられるとのこと。
 
 このことは、腸活実践者の間でもあまり知られておらず、せっかく腸活を行っていても、口腔内の悪玉菌によって、知らぬ間に腸内環境に悪影響を及ぼしている可能性があるといいます。
 
 悪玉菌は、歯垢やプラークとも呼ばれる「バイオフィルム」の中に潜んでいます。「バイオフィルム」は菌の集合体であり、歯磨きだけでは簡単に洗い流すことが出来ないそうです。そこで、歯磨き、歯間ブラシに加えて、「バイオフィルム」の内部まで浸透できる、エッセンシャルオイル配合の薬用マウスウォッシュとの併用がおすすめだそうです。

歯磨きやフロスに加えてマウスウォッシュの併用がおすすめ

 そもそも、歯磨きやフロスでケアできる歯の表面積は、口腔全体の約25%とされています。口腔内のケアのみならず、腸活の一環として、体内に悪い菌を入れないためにも、マウスウォッシュを日常の口腔ケアに取り入れることが推奨されています。

情報提供:Kenvue