「百均のケースと接着剤と重曹で凍ってるように見える(?)ケースを作ってみました」

 プラモデラーが投稿した特製ケースが、漫画やアニメのとあるシーンを見事に表現した「あるあるケース」になっていると、Twitterで話題になっています。

 愛知県名古屋市に住む楳木某さん(以下楳木さん)が、この日自身のTwitterに投稿したのは、趣味としているガンプラ(ガンダムのプラモデルの総称)が、ちょうど一体入る大きさのケースを写した2枚の写真。

 1枚目はケース全体を写しているのですが、それは、触るとひんやり冷たそうな見た目。

 そして2枚目には、中に誰かが写し出されています。

 ん、この子は、2014年8月から2015年4月にテレビ東京系列で放映されたガンダムシリーズ作品「ガンダムビルドファイターズトライ」のヒロインで、ポニーテールが特徴的な「先輩」ことホシノ・フミナちゃん!

 そこには、驚いた表情のホシノ先輩が、「ケース内」に閉じ込められ、そこからドンドンと手を叩きながら、凍ってしまっていました。

 なんという緊迫感。楳木さんが作ったケースは、漫画やアニメなどでよく見かける、空間内に突如出現し、対象人物を凍らせてしまうという「あるあるケース」だったんです!

 といっても、このケースは、本当に凍っているわけではありません。しかし楳木さんの投稿には、リプライ(返信)欄でも、筆者同様に連想する方が続出。1万を超えるいいねが寄せられ、大きな反響となりました。

 それにしても、このケースはどのようにして作ったのでしょう。楳木さんの「つぶやき」では、100円ショップに販売しているケースに、接着剤と重曹を使用したとのことですが……?

 「重曹にしたのは、模型では『雪表現』でよく使用するもので、瞬着の密閉をすると、白化する現象があるんです。それを利用できないかなと思って、あのケースを作ってみたんですよ」

 そう話す楳木さん。実は模型の世界では、「ウェザリング」という塗装技法があり、そこで「雪」や「霜」などを表現する際には、重曹と接着剤が広く使用されています。

 楳木さんはこれを利用して、ケースにも同様にウェザリング。するとそのケースは、“表面”に「霜」が“付着”したような「冷凍ケース」に変貌。

 ちなみに、元々このケースは、予め組み上げていたという、「寒冷地仕様ジム」のガンプラを入れるために製作したとのことでしたが、「たまたま手元にいたんで」と、どんな感じになるかホシノ先輩に“体験”してもらったそう。まさに、「発想の転換」と「偶然の産物」が合わさって生まれた反響でした。

 そんな楳木さんですが、普段は組み上げたガンプラ作品を都度Twitterに投稿。今回の反響後にも、以前に組み上げていたザク2をケースに。するとザクは「黒歴史化」し、古代兵器感を醸し出すモビルスーツへと変貌。やはりガンプラは奥が深い……ゴクリ。

<記事化協力>
楳木某さん(@ume_k_bou)

(向山純平)