舞台業界を救うため発足したプロジェクト「舞台専門プラットフォーム『シアターコンプレックス』」。目標金額1億円を目指し、クラウドファンディングを実施中ですが、現在(5月12日記事執筆時点)62.5%を達成、応援トークLIVE視聴総数も20万回を超え、支援の輪が広がっています。

 「舞台専門プラットフォーム『シアターコンプレックス』」は、演劇プロデューサーの松田誠さんが発起人となり、舞台の火を消さないため、舞台を楽しみにしてくれているファンのため、キャスト・クリエイター・スタッフ・主催者などを守るため、そして、未来のエンターテイメントを豊かにするために発足したプロジェクト。

 5月1日19時から開始したクラウドファンディング(6月7日まで)は、5月12日現在、6254万6000円(6811名)を達成。また逐次情報を配信しているTwitterでは、同じく5月12日現在フォロワー数が4万人となっています。

 「舞台専門プラットフォーム『シアターコンプレックス』」とは、ネット上に「架空の劇場」を作るイメージ。この架空の劇場では、数多くの舞台公演の映像配信や、今後上演される公演のライブ配信、さらにキャスト自ら企画をしたり、ファンからの意見を取り入れたりして、オリジナル番組の配信も予定しています。

 そして、このプロジェクトの趣旨に賛同するキャストやクリエイター、スタッフに、新たな仕事が提供できる場の創出を目指しています。

 クラウドファンディング期間中の38日間は、発起人の松田さんがMCを務め、毎日様々な舞台領域のスペシャルゲストを迎えて、「応援トークLIVE」を生配信中。翌日以降のアーカイブ配信も実施しているとのことです。

情報提供:シアターコンプレックス事務局

(佐藤圭亮)