レジンの面白い作り方を日々模索しているというちーずさんが作った作品「折り鶴レジン」がTwitterで話題を呼んでいました。

 その透き通ったレジンに溶け込む淡い色合いや、正六角形の麻の葉文様があしらわれ鶴のイメージにピッタリ。リプライでは「ステンドグラスみたいでキレイ」「難しそうだけど挑戦してみたい」という声が続出!

 今までにも、蝶々や、アニメのキャラクター、お菓子のパッケージデザインなど様々な物をモチーフに、レジンで作ってきたちーずさん。しかし、この複雑な模様や形状をうまく出すには、揃える道具もそれなりにお高いのでは? と思いきや投稿を見ると、セリアやダイソーなどですぐ手に入るお手頃価格のものばかり。誰でも思い立ったらすぐに始められそうです。

 こちらの折り鶴レジンを作る前に準備しておく物は、レジン、クリアファイル、ペン、アクリル絵の具、マスキングテープ、ハサミ、余分にはみ出した部分を切るバリ取り用のヤスリなど。場合によっては、貼り合わせの際にレジンではくっつかないこともあるようなので、瞬間接着剤を準備しておくといいとか。

 投稿では「折り鶴を折ってパーツごとにクリアファイルにペンで輪郭を取る(雑なのがバレる)。裏返してセリアのアクリル絵の具をマステで細口作って線を描き乾かして好きな色レジンを流し硬化。透明レジンを上からかぶせクリアファイルで薄く広げ硬化。バリを切り貼り合わせ出来上がり」と説明されています。

 しかし実際のところ、一つの作品が完成するまでどのぐらい時間がかかるのかを、ちーずさんに聞いてみたところ「製作期間はだいぶ手間だったのと、のんびり作ったので20日ほどかかりました」とのこと。やはり、キレイに作るにはそれなりに時間がかかるようで、立体作品はなかなか手が出せないそうです。

 譲って欲しいという方も多そうですが、今回の折り鶴は量産が難しく手間がかかりすぎて、ものすごく高い値段になりそうだから販売はしないということでした……残念!

 最後に、作品を切っ掛けにレジンクラフトに興味を持つ人もいるかと思いますが、何かアドバイスなどありますか? と伺ったところ「アレルギー対策(換気や手袋等)は必ず調べてから楽しんでほしいです。作品ができたときはとても嬉しいので、皆さん作ってみてほしいですね」と素敵なコメントをもらいました。

<記事化協力>
ちーずさん(@kurumilkcheese)

(黒田芽以)