オンライン診療サービス「med. powered by Rakuten」のCMキャラクターにデヴィ・スカルノさん(以下、デヴィ夫人)が決定。新テレビCMの放映が、9月30日に関東圏で開始されます。

 これを記念して9月25日に「med.」グランドオープン&CM発表会が開催。デヴィ夫人も登場し、疑似的に先生としてオンライン診療に初挑戦。出演番組の裏話なども語られました。

 「med.」は、美容や男性・女性の特有の悩みをもちながらも対面診療を躊躇する人や通院負担が大きい人、長期服用薬の継続的な購入を行っている人などに向けたオンライン診療サービス。ユーザーはオンライン上で提携医療機関の自由診療を受診し、医薬品の処方を受けることができます。

 発表会では、株式会社アイメッド代表取締役社長の田中良宗さんが「med.」について、誕生した経緯や内容を詳しく紹介。

株式会社アイメッド代表取締役社長の田中良宗さん

 田中さんによるとコロナ禍で人々の生活が変わったことを受け、「生活スタイルの変化に合わせた、もっと便利なオンライン診療サービスを開発したい」と考えて誕生したのが「med.」とのこと。より安全で安心、便利で親しみやすいサービスだといいます。

■ ベータ版を経て「利便性」と「安全性」の機能改善

 20~49歳の女性、約2万人にオンライン診療に対するアンケート調査をおこなったところ、ポジティブな意見として多かったのは「通院しなくてよいので便利」や「都合のよい時間に診療できる」など。

20~49歳の女性、約2万名にオンライン診療に対するアンケート調査

 逆にネガティブな意見で多かったのは「きちんと診察してもらえるか不安」や「オンライン診療のやり方がわからない」、「医療のセキュリティーが不安」などでした。

 これらの結果を受け、重要なポイントとして注目したのが「利便性」と「安全性」。5月17日に提供を開始した「med.」のベータ版で、様々な意見をもらって「利便性」と「安全性」の機能改善を行ったそうです。

5月17日に提供を開始した「med.」のベータ版で、様々な意見

 「利便性」については、日本最大級のID数を誇る楽天IDでのログインを可能に。さらにオンライン診療の特徴である来院の手間や待ち時間のストレスが無いということに加えて、「med.」では決済や問診、予約などにかかる無駄な時間を極力排除し、利便性を追求したそうです。

日本最大級のID数を誇る楽天IDでのログインが可能に

 「安全性」については、SBC湘南美容クリニックのドクターが監修と診療をおこなうことで改善。オンラインだけでなく、全国140院を超えるオフラインクリニックでもサポートするそうです。

SBC湘南美容クリニックのドクターが監修と診療

■ 今後も「利便性」と「安全性」を追求

 今後も「さらなる利便性を追求する」と田中さん。男性商材の追加や診療時間の拡大(10時~19時を10時~23時までに)、「楽天ペイ(オンライン決済)」での決済が可能になります。

「さらなる利便性を追求する」と田中さん

 もちろん、安全性もさらに追及。薬を出して終わりではなく、患者のその後の体調をしっかりとサポート。経過観察も充実させて再度オンライン診療につなげる仕組みを作っていくそうです。

 その他にも、取り扱い商品の拡充や美容AIによる悩みに応じたレコメンド、予約不要で即診療できるシステムや配達手段の多様化なども検討中とのこと。

今後も「利便性」と「安全性」を追求

 最後に田中さんは、今後の目標として「薬や医療がもっと自由になる新しい習慣を作り、日本を元気にしたい」と述べています。

■ CMキャラクターのデヴィ夫人が登場

 この未来を実現すべく、CMキャラクターに選ばれたのがデヴィ夫人。CMと同じ真っ赤なドレスを着て登場しました。

CMと同じ真っ赤なドレスを着て登場

 新テレビCM「待合室」篇の内容は、デヴィ夫人が美容の薬を求めてクリニックを訪れる内容。待ち時間が長いことにイライラし、「待つことが嫌い」と受付スタッフに詰め寄ります。

待ち時間が長いことにイライラし、「待つことが嫌い」と受付スタッフに詰め寄ります

 そこでデヴィ夫人を救ったのが「med.」。待つストレスから解放され、満足気な笑みを浮かべながら笑い声を響かせる姿が印象的なCMとなっています。

満足気な笑みを浮かべながら笑い声を響かせる姿が印象的なCM

 司会者から撮影について聞かれると、待ち時間もなくスムーズに進んだと振り返るデヴィ夫人。デヴィ夫人もすでに「med.」を体験しているようで、「とても簡単」と太鼓判を押します。テレビ電話のように相手と話すだけで済むので、「興味があるなら、あなたも是非!」と司会者にすすめます。

「興味があるなら、あなたも是非!」と司会者にすすめます

■ デヴィ夫人による疑似オンライン診療

 そこで今回はデヴィ夫人が先生になって、司会者の悩みを実際に聞く企画がおこなわれました。

デヴィ夫人による疑似オンライン診療

 司会者の悩みは、この仕事を長く続けるためにスタイルを維持していきたいというもの。これに対してデヴィ夫人は、人間の体は緊張感を持たせることが大切と持論を展開。ニットなどのダボッとした服を着るのではなく、ウエストがしまった服を着ると良いとアドバイスします。

 続いて司会者から、デヴィ夫人のように長時間、凛として綺麗に立ち続けるために意識していることや習慣づけていることなどを聞かれると、「常にハイヒールを履くこと」と一言。ハイヒールを履くと戦闘モードになり、自分を緊張させることができるとオススメします。

人間の体は緊張感を持たせることが大切と持論を展開

 自身が出演する番組「世界の果てまでイッテQ!」では、出川ガールズもフラットな靴をよく履いているため、ディズニーランドでドレスアップをしてハイヒールを履いた時に「100メートルも歩けなかった」という裏話も披露していました。

■ 姿勢を良くして酸素をたくさん取り込むのが大事

 最後の質問は、「美に対してストイックなデヴィ夫人が大切にしていることは?」。これに対しては「研究して学び、実行すること。新しいことに挑戦すること」とデヴィ夫人。他にも「姿勢が大事」とアドバイス。姿勢が良いとたくさん酸素を取り込め、肌にも良いそうです。

姿勢が良いとたくさん酸素を取り込め、肌にも良いそう

 ステージでのオンライン診療の疑似体験が終わると、「オンライン診療は楽で親近感がわき、安心感もあり正直になれる」と、あらためてメリットをあげたデヴィ夫人。司会者も「一方通行にならず、とても安心した」と感想を述べます。

「研究して学び、実行すること。新しいことに挑戦すること」とデヴィ夫人

 オンラインで簡単に診療が受けられるようになって、より美容医療が身近に感じられるようになったと語るデヴィ夫人。「みなさんも是非お気軽に受診してみてください。簡単ですよ!」と呼び掛けていました。

取材協力:株式会社アイメッド

(取材・撮影:佐藤圭亮)