もうすぐゴールデンウィーク。新幹線に乗って旅行する人も多いのではないでしょうか。このような時に忘れてはいけないのが切符。しかし「家に忘れた」「紛失した」という事態が起こることも。

 お笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一さんが4月19日に自身のTwitterで、「払い戻しをして被害を最小限に」と切符紛失時の対処方法を教えてくれています。

 「新幹線のチケット忘れた時って駅員さんに相談した方が良いって知ってた?」とTwitterを更新した滝沢さん。

 ツイートによると、とりあえず目的地までの新幹線の切符を購入し、到着駅でハンコを押してもらいます。そして帰宅したら忘れた切符を持って「みどりの窓口」に持って行くと払い戻しをしてくれるのだとか。投稿された画像には「払戻申出」のハンコが押された切符が写っています。

画像提供:マシンガンズ滝沢さん(@takizawa0914)

 最後に「何でも相談するべきだわ」と綴っていました。この投稿には1万1000件以上リツイートされ、2万6000件を超えるいいねを集めています。ツイートを見た人たちからは、「初めて知りました」「私も一度忘れた事があったので、本当に助かりました」「参考になります」など、多くのコメントが寄せられています。

■ JR各社のホームページにも記載

 JR東海のオフィシャルサイトを見てみると、「きっぷのルール」というページの「きっぷをなくした場合」という項目にも記載されていました。

 「きっぷをなくされた場合、駅のきっぷうりばや列車の係員にその旨を話して、紛失再発行用として、同じきっぷ(同じ区間・列車・設備等)をもう一度お買い求めください」とのこと。

 さらに紛失した切符が「お得なきっぷ」や旅行商品などの乗車票の場合は、同じ利用条件(同じ区間や列車、設備など)の割引がない切符が購入できるそうです。そして、「お降りの駅で、改札口の係員から再購入されたきっぷに証明をお受けいただき、そのきっぷは必ずお持ち帰りください」としています。

 紛失した切符が1年以内の場合は、再購入した切符と一緒に近くのJR線各駅まで持って行けば良いそう。すると、再購入した切符については、乗車券と自由席特急券は各220円、指定席特急券は340円の手数料を差し引いて払い戻しされるといいます。

 ただし、紛失した切符が「お得なきっぷ」の場合は、その切符の販売箇所や旅行の終着駅へ。旅行商品などの乗車票の場合は、購入した旅行会社へ持って行かなければいけないのだとか。

 なお、JR東日本とJR九州にも「きっぷをなくした場合」というページや項目があり、ほぼ同じ内容が紹介されていました。

 新幹線を利用して移動される際は、出掛ける前に持ち物をチェックして忘れ物が無いようにしましょう。

 ちなみに滝沢さんは、お笑い芸人だけでなくゴミ清掃員としても活動中。5月3日~30日まで、自らが主宰する「滝沢ごみクラブ」で「ごみを減らして、絆をつなぐ」をテーマに「ごみフェス2023」を開催。全国各地で、ゴミを少なくしていく活動やイベントをおこなうとのことです。

<記事化協力>
マシンガンズ滝沢さん(@takizawa0914

<参考>
JR東海「きっぷをなくした場合
JR東日本「きっぷをなくした場合
JR九州「きっぷをなくした場合

(佐藤圭亮)