2016年に公開され、戦時中の一人の女性の物語を紡いだアニメ映画「この世界の片隅に」。「戦時中の日常」を描いたこの作品は幅広い世代に親しまれました。この主人公であるすずの声を演じた女優ののんさんが、3月20日発売の「映画秘宝」2019年5⽉号誌上ですずさんの姿を完全再現しています。

 本誌中には、誌⾯未公開オフショット写真を含む2点も公開。ロケ地となった「昭和くらし博物館」では、映画「この世界の片隅に~すずさんのおうち展」も5月6日まで行われており、映画の人気の根強さ、そして戦時中の日常生活の様子を垣間見る事ができます。

 今年は、本作では描かれなかったシーンを大幅に追加した映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が公開予定。3月29日18時からアトル新宿で公開日発表イベント、舞台の広島では3月31日15時から広島八丁座、15時10分から呉ポポロで制作状況報告イベントが行われます。

 なお、「映画秘宝」2019年5⽉号誌上では、「編集部が独断と偏⾒で選ぶ、1989年~2019年までの問答無⽤の平成映画ベスト10」として、以下のランキングを発表。いずれも話題作ぞろいです。

1位:マッドマックス 怒りのデス・ロード(15年)
2位:バットマン リターンズ(92年)
3位:ファイト・クラブ(99年)
4位:スターシップ・トゥルーパーズ(97年)
5位:パシフィック・リム(13年)
6位:デス・プルーフ in グラインドハウス(07年)
7位:3-4X 10⽉(90年)
8位:オーディション(99年)
9位:愛のむきだし(08年)
10位:この世界の⽚隅に(16年)
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Air/まごころを、君に(97年)

情報提供:株式会社洋泉社