庵野秀明監督の『シン・ゴジラ』が連日話題をさらっていますが、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』や特撮ドラマ『仮面ライダー鎧武』の脚本家として知られる虚淵玄さん脚本で2017年にアニメ映画化されることが発表されました。

【関連:虚淵玄新プロジェクトは武侠ファンタジー人形劇】

GODZILLA

タイトルは『GODZILLA』で公式サイトが既にオープンしています。そして脚本だけでなくスタッフは豪華布陣。
監督は名探偵コナンシリーズの映画作品でも知られる静野孔文さんと『亜人』総監督で知られる瀬下寛之さんのダブル監督体制。そして、アニメーション制作は同じく『シドニアの騎士』『亜人』などで知られるポリゴン・ピクチュアズが発表されています。

同作は2019年に全米公開予定のハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(2014年公開の続編)と、2020年に全米公開予定の『ゴジラVSコング(原題) / Godzilla vs. Kong』へ繋ぐ1本だそうですよ。

虚淵玄さんはニトロプラスで様々なノベルアドベンチャーゲームのシナリオを担当し数々のヒットを飛ばした人気作家です。さらに2011年には社会現象を起こした『魔法少女まどか☆マギカ』の脚本を担当。同2011年にアニメ化された『Fate/Zero』の原作を担当し、2012年にはプロダクションI.Gによる大ヒットアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の原案と脚本を担当という華々しい経歴です。

そのため、ヒット作には虚淵アリと言われるほど今をときめくヒットメーカーとしても知られています。今回『GODZILLA』の脚本を虚淵さんが担当すると発表されてから、インターネット上ではアニメファンの歓喜の声が相次ぎ「虚淵ゴジラ」というワードが早速Twitterトレンド入りも!

ニトロプラスの代表取締役社長の小坂崇氣さんは情報解禁をうけ自身のTwitterで「ゴジラのお話を頂いたのは2年前。虚淵の脚本は既に脱稿済み。」と脚本が既に書き上がっていることを報告。
つづけて「シン・ゴジラの大ヒットはこの企画にとって嬉しい半面プレッシャーも大きいですが、静野さん瀬下さん両監督や素晴らしいスタッフの力でアニメならではの魅力的な作品の完成を信じています」と監督はじめスタッフに対し力強いエールを送っています。

今年に続き、来年もゴジラフィーバーとなるか!? 続報が楽しみですね。

※画像はアニメ映画『GODZILLA』公式サイトのスクリーンショットです。

(文:大路実歩子)