タグ:NASA
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ヴァージン・グループで空中発射式ロケットによる衛星打ち上げビジネスを担うヴァージン・オービットは、2回目の試験打ち上げを2021年1月17日にカリフォルニア州沖の太平洋上空で実施し、NASAの超小型衛星10機の軌道投入に成功したと発表しました。アメリカで民間企業による空中発射式ロケットの打ち上げ成功は、ノースロップ・グラマンのペガサスロケット以来、地球周回軌道投入成功は初めてとなります
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NASAや日本のJAXAなどが実施する有人月・火星探査計画「アルテミス」最初のミッションとなる、月への試験飛行「アルテミスI」に使用されるオリオン宇宙船の完成後試験が問題なく終了したと、2021年1月14日にNASAとメーカーのロッキード・マーティンが発表しました。宇宙船は2021年のうちに打ち上げられる予定です。
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外務省とNASAは2021年1月13日、アルテミス計画における月周回ステーション「ゲートウェイ」の開発・運用に協力する覚書を締結し、発効したと発表しました。これにより、日本は正式に「ゲートウェイ」建設に参画し、欧州宇宙機関(ESA)が手掛ける国際居住区画I-Habの生命維持装置などの開発を担当します。
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スペースXの国際宇宙ステーション補給船、ドラゴンが2020年12月6日(現地時間)、フロリダ州のケネディ宇宙センターからファルコン9ロケットで打ち上げられました。ドラゴン補給船の打ち上げは21回目で、今回から搭載量が増加した改良型を使用。国際宇宙ステーションへは7日13時5分(日本時間8日3時5分)に到着する予定です。
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地球規模の海面上昇を観測する国際協力プロジェクトの人工衛星、コペルニクス・センチネル6A「マイケル・フライリッヒ」が2020年11月21日、アメリカのカリフォルニア州にあるヴァンデンバーグ空軍基地から、スペースXのファルコン9ロケットで打ち上げられました。打ち上げから58分後、分離された衛星は予定通りの軌道に投入され、打ち上げは成功しています。
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NASAは2020年11月13日、1966年にNASAが打ち上げたロケットとみられる物体が太陽の周りを周回し、ふたたび地球に接近しつつあると発表しました。軌道を分析した結果、12月1日に地球に最接近し、2021年3月にまた太陽方面へ離脱するとのことです。
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NASAは2020年11月11日、JAXAの野口聡一宇宙飛行士らが搭乗するスペースXの宇宙船クルードラゴン「クルー1」について、計画に支障がないとして飛行を承認したと発表しました。打ち上げ時刻は、アメリカ東部標準時で11月14日の19時49分(日本時間15日9時49分)に設定されています。
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NASAのジェット推進研究所が、毎年ハロウィンの時期に新作を公開している「怪奇の銀河ポスター」。その2020年版が10月26日に公開されました。今年のテーマは「ミステリアスな天体現象」。成長過程で時を止めてしまった銀河や、謎の星間物質ダークマターなどがイラスト化されています。
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NASAとドイツ航空宇宙センター(DLR)の研究チームは、2020年10月26日付の「ネイチャー・アストロノミー」電子版に、月の太陽光が当たる面で水分子の存在を確認したという論文を発表しました。この発見の糸口となったのは、元パンアメリカン航空のボーイング747を改造した「空飛ぶ天文台」です。
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ロシアとアメリカの宇宙飛行士3名を乗せたソユーズMS-17が、日本時間の2020年10月13日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、国際宇宙ステーションに到着しました。打ち上げからドッキングまでの所要時間はわずか3時間3分で、2020年7月に打ち上げられたプログレスMS-15補給船による3時間18分31秒を大幅に短縮する最速記録を更新しています。