2023年7月に制作が発表された3Dアニメ作品「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」。12月4日に「Netflixにて独占配信決定」の一報と共に、ティザーPVがNetflix Japanの公式X(Twitter)にて公開されました。

 「Unreal Engine 5(アンリアル・エンジン5)」を用いた美しい映像に期待の声が寄せられる中、ガンダムファンらの間では映像内に登場したMS「ザクタンク」に、注目が集まっています。

 「ザクタンク」はメカニック・デザイン企画「モビルスーツバリエーション(MSV)」で設定され、後に「機動戦士Ζガンダム」を初めとする映像作品にも登場した機体。戦車(マゼラアタック)にザクの上半身をつけた見た目で、一部のファンからカルト的人気を誇るメカです。

 公開された1分21秒の動画で、ザクタンクが登場するのは55秒あたりのシーン。わずか一秒強ほどでありながら、半壊して片腕を失いつつ、丘陵を駆ける姿は妙に迫力を感じます。武装がないことから、戦闘兵器ではなく移動用車両のような扱いなのかもしれません。

牧草地帯を駆け抜けるザクタンク

 この勇姿に、SNSでは「ガンダム以上にザクタンクの活躍が気になる」「半壊したザクタンク超カッコいいんですけど!」と、ガンダムファンらの目はくぎ付けに。多くの方が胸をときめかせたようです。

 また、かつて旧キットとして発売された、ザクタンクのプラモデル再販を願う声も。今後、公開時期が近付くにつれ、ザクタンクへの注目がさらに増していく……かもしれませんね。

 「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」は、シリーズ第1作目「機動戦士ガンダム」の舞台となる一年戦争中のヨーロッパ戦線にフォーカスをあてた全6エピソード(30分×6話)の、世界配信向け新作オリジナルアニメーション。公開時期は未定となっています。

<参考・引用>
Netflix Japan | ネットフリックス公式Xアカウント(@NetflixJP
※掲載画像はNetflix Japan | ネットフリックス公式Xアカウント公開映像のスクリーンショットです。

(山口弘剛)