Twitterに投稿されたのは、うさぎとの日常を描いたとある漫画。「我が家のうさぎさんはたまに当たり屋をしてきます」として投稿されたエピソードに、うさぎと暮らす人たちから「うさぎあるある」、「わかりみありすぎ」など、意外にも共感の声がよせられています。

■ テンションが上がると足元を走りまわるうさぎさん

 漫画を投稿したのは、3歳のネザーランドドワーフのうさぎさんと一緒に暮らすぽみーゆりお@うさぎ漫画家さん(以下、ぽみーさん)。うさぎとの日常を漫画やイラストでTwitterに投稿しています。

 ぽみーさん宅のうさぎさんは、テンションが上がると何故だか足の周りをクルクルと走りまわる習性があるとのこと。

 そんなうさぎさんを気遣い、ぽみーさんはうさぎさんが落ち着くまではぶつからないように棒立ちで待ってあげるのだとか。

テンションが上がると足元を走りまわるうさぎさん

 しばらくするとうさぎさんが立ち止まったため、歩き出そうとするぽみーさん。するとうさぎさんは「いまだ!」と言わんばかりに自ら「ドンッ」とぶつかってくるのだそうです。

 さらに、ぶつかった後には「あいつがぶつかってきた」と、人間が100%悪いというようなジトーっとした目でこちらを見てくるうさぎさんなのでした。

自ら「ドンッ」とぶつかってくる

■ 側にいる人に被害者アピールをすることも

 ぽみーさん宅ではこの光景は日常茶飯事とのこと。物静かで内弁慶といううさぎさんは、特に朝のテンションが高く、毎朝必ず足元をクルクル走りまわるそうです。

 そしてぶつかった途端、先ほどまでのハイテンションとは打って変わって、スンッとなるのだとか。「痛…あいつがぶつかってきたわ…」というオーラを発しながら当たった箇所を懸命に毛繕いしはじめることもあるそうです。

 自分でぶつかってきておいて被害者ぶるその行動は、まさに「当たり屋」。

 もしかしたら、わざとではなく不可抗力なのでは?とぽみーさんに尋ねたところ、運良く体当たりを避けた場合は『あれ?外した?』という表情をするそうなので、確信犯で間違いなさそうです。

 しかも、側に人がいる時には、その人の所へ行き、「あいつがぶつかってきた。痛かった」とでも言いたげにぶつかった箇所を毛繕いしたり、撫でてとアピールをするとのこと。

■ うさぎを飼う人たちから共感の声

 コメント欄には、同じくうさぎを飼っている人から多くの共感の声が寄せらています。ぽみーさんはこれを受け、「うさぎという生き物がここまで当たり屋な性質を持っているとは」と驚いたそうです。

 「当たり屋」のうさぎさんによって加害者にされてしまったぽみーさんですが、「臆病な生き物であるうさぎが、自分の意思で人間のそばに来てくれた時は例えようのない幸せを感じます」と、うさぎさんを溺愛している様子。「『こいつは無害だから踏んでも大丈夫』と思ってもらえるのは最高ですね」とうさぎさんと暮らす喜びを語っています。

<記事化協力>
ぽみーゆりお@うさぎ漫画家さん(@yurio_pommy) 

(一柳ひとみ)