Twitter上で「めっちゃ欲しい!」「昭和の雑居ビルの中にありそう」など、多くのリプライが寄せられている写真を投稿したのは、ミニチュアやジオラマが好きでよく作っているという依田四十郎さん。依田さんが作った消火栓のミニチュアは、時間の経過とともにさびた感じなど本物そっくりです。

 依田さんは「使い込まれたハードなウェザリングが渋く、非常灯は赤色LEDで点灯します」というコメントをそえ、自作した消火栓のミニチュアの写真を投稿しました。写真を見れば見るほど凄いクオリティーに驚かされます。でも、なんで消火栓……?

 依田さんに消火栓のミニチュアを作った理由について聞いてみると、消火栓はビルの中や地下鉄など、街の中でどこでも見かける割にはモチーフとして取り上げられることがあまりなかったため、「面白そう」と感じて作ったのだとか。特に古いデザインの消火栓は「フォントなどに昭和感があって可愛い」と話していました。

 ちなみに消火栓のミニチュアはUVレジン製で、3Dプリンターなどで作られています。3DCADでデジタルモデリングから、印刷や塗装の仕上げなど、完成までに5~6時間かかったとのこと。

 さらに扉が開くように設計されていて、中にはLEDやボタン電池、配線やスイッチを仕込んであります。しかし、筐体が薄くて扉がなかなかしっかりと閉まらずに苦労したそうです。

 それでも「錆(さび)や汚れのウェザリング塗装は、なかなか良い感じにできたと思います」と語る依田さん。ミニチュアのリアルな感じと、冷蔵庫や本棚にちょこんといる佇まいのギャップの可笑しさなどを見てほしいとオススメしていました。

 今回の投稿について、依田さんは「多くのいいねをもらえて嬉しいです!家族の評判も上々でした」と喜ぶ一方、扉を開けた時の配線があまり美しくないので、「そこは、もっとこだわってもよかった」と反省点を挙げていました。この飽くなき向上心が作品のクオリティーを上げているのかもしれませんね。

<記事化協力>
依田四十郎さん(@yorita3)

(佐藤圭亮)