甚大な被害をもたらしている九州南部の豪雨ですが、その影響は漫画界にも及んでいます。ヤングチャンピオン烈で連載中の「放課後ていぼう日誌」の作者・小坂泰之さんが被災されたことを、ヤングチャンピオン烈の公式Twitterが報告。7月21日発売のヤングチャンピオン烈から「放課後ていぼう日誌」の休載を発表しました。

 ヤングチャンピオン烈の公式Twitterは7月6日、「『放課後ていぼう日誌』休載のお知らせ」と題し、「このたびの九州南部の豪雨で小坂泰之先生も被災されました」とツイート。「怪我はありませんが執筆を継続できる状況ではないため、ヤングチャンピオン烈No.8(7/21発売)より休載させて頂きます」と伝えています。

 「放課後ていぼう日誌」の舞台となっているのは、熊本県芦北町(原作では芦方町)。都会から田舎に引っ越してきた、生き物が苦手なインドア派の鶴木陽渚。手芸部に入って楽しい高校生活を過ごす予定が、散歩中に黒岩悠希と出会ったことがきっかけで、謎の「ていぼう部」に入部させられ、釣りをはじめることになることから物語はスタートします。

 「放課後ていぼう日誌」公式Twitterは同日、「TVアニメ『放課後ていぼう日誌』は、芦北町の方々に取材などのご協力をいただき、美しい風景を描くことができています」とし、「この度の豪雨により芦北町をはじめ、各地で被害に遭われた方やそのご家族にお見舞い申し上げますと共に、引き続き降雨による災害にお気をつけください」とコメントしています。

 それぞれの投稿には、ファンから「一日も早い復帰を願っています」「先生も安全な場所でゆっくりされてください」などのコメントが寄せられ、中には「何かの縁なので何かしら『支援』しようぜ(こう言う時のヲタク力は違うぞ)」「落ち着いたら芦北へ旅に行こう」などの声も上がっています。

<参考・引用>
「ヤングチャンピオン烈」公式Twitter(@ycretsu)
「放課後ていぼう日誌」公式Twitter(@teibo_bu)
※画像は「ヤングチャンピオン烈」公式Twitterアカウントのスクリーンショットです。

(佐藤圭亮)