誰にも一年に一度は必ず訪れる誕生日。祝福を受ける本人はもちろん、とても幸せな気持ちになりますが、プレゼントを贈るほうも、相手の喜ぶ顔を思い浮かべてプレゼントを用意する時間は、とても幸せなものです。そんな誕生日プレゼントに、ひと手間加えて、とても可愛いらしい靴に変身させてしまった方がいました。

 「じいさんが娘の2歳の誕生日にプレゼントしてくれました。自分で靴に描いたそうです。娘も「かーいーねー(可愛いね)」って言ってました」というこちらのツイートは、イラスト業を営んでいるなかねさんが投稿したもの。「履くのが勿体ない~」「世界にひとつだけの素敵なプレゼントですね」「絵心抜群!!」など、投稿するや否や4500件以上リツイートされるほど話題を呼んでいました。

 この靴にアジサイを描いたのは、なかねさんの父・亜北斎さん。テレビ局で25年間大道具を担当していました。その経験と技術を活かし、現在は自分の作りたいものを作り、作品を販売しているそうです。

 日頃は絵を描くだけではなく、他にもいろいろな物を作っているという亜北斎さん。その作品の中には、動物をモチーフにした置時計や、スマホケース、ペンダント、ビスナットロボットなど、可愛らしいものから、メカニカルなものまで様々。どこかで見たことがあるようでちょっと違う……職人の技が光る作品ばかりです。

 今回、離れているお孫さんに贈ったアジサイの靴について聞いたところ、6月生まれの孫娘のためにその1か月前から企画していたものとか。どこにでもあるアクリル絵の具で描かれたというアジサイは、梅雨の時期に誕生日を迎えるお孫さんにも季節を感じさせる靴。雨の日も、この靴を履いて出かけたくなるような華やかさを感じさせます。

 そして亜北斎さんの家の近くにいるお孫さんにも靴をプレゼントしたそうで、その時は「2足の靴をテーブルの上に並べて、手で囲みうれしそうにしていました」と話して下さいました。

 こんなにも愛情がつまったプレゼント、お孫さんにはいつまでも履けなくなるその日まで、大切に使ってほしいなと思った筆者でした。

<記事化協力>
なかねさん(@na_ka_ne)
亜 北斎(@ozu_hokusai)
ブログ:https://blogs.yahoo.co.jp/a_hokusai67
minne:https://minne.com/@hokusai67

(黒田芽以)