中京テレビが制作する、ちょっと変わった番組「マンガ飯 凄腕シェフが本気で再現」が、東海3県(愛知県・岐阜県・三重県)で2019年6月15日深夜24:55~25:55(予定)に放送することが決定になりました(注:本気と書いて「マジ」と読みます)。

 このドラマ仕立ての番組は、昨年11月に放送し、大好評となったものの第二弾。甲本雅裕さんが主人公・田部健二郎(たべけんじろう・52歳)を演じます。田部は、一流商事会社の閑職に追いやられたサラリーマン。仕事に対する意欲はありませんが、「食」に対する意欲は異常なくらい旺盛。世にあるグルメだけでは飽き足らず、マンガに登場する「奇抜でありえないグルメ」を凄腕のシェフにお願いして、本気で再現してもらうほどなのです。

 田部健二郎は、もちろんドラマの中に登場する架空の人物です。しかしマンガ飯を再現するのは、東海地方に実在するお店の本物のシェフたち。ガチでマンガ飯に挑む地元シェフらの挑戦と、それに食らいつく田部の様子は、「ドラマ」のストーリー性に「ドキュメント」のリアル感、そして「マンガ」の奇抜さが3つ同時に揃い踏みとなる未体験ゾーンの勢いです。

 番組で再現されるマンガ飯は、作:牛次郎/画:ビッグ錠の「スーパーくいしん坊」から「三丼フライ」、そして著:宗田豪の「天才料理少年 味の助」に登場する「超厚切りステーキバーガー」の2品。

 まず「三丼フライ」は、天丼・カツ丼・親子丼の3つをひとつにまとめ、フライにしてしまったという欲張りな和風ファストフード。ハンバーガーのように手で持って食べられ、一度に3つの味が楽しめるというシロモノです。マンガ通りに作ると、なんと約1kgの巨大料理になってしまうこのファストフードを、名古屋でも指折りの名店「創作串揚げ つだ」の津田猛シェフが再現に挑みます。

三丼フライ

 そして、マンガでは「まるでマシュマロのように一口で噛み切れる」と表現される「超厚切りステーキバーガー」に挑むのは、女性に圧倒的に支持されるナチュラルフレンチの人気店「ルコネッサンス」の安形元晴シェフ。焼けば必ずかたくなる、厚さ3cm以上はある極厚ステーキを驚くほどやわらかく仕上げるその手法とは……。

超厚切りステーキバーガー

 東海圏内のみでの深夜枠ですが、くれぐれもお腹を空かしたまま番組を見ない様、ご注意くださいね!!

情報提供:中京テレビ放送株式会社

(梓川みいな)