2月26日にフジテレビ系列で放送された「有吉弘行のダレトク!?」に、お笑い芸人が多く所属する芸能事務所「人力舎」の所属タレントらが出演。その中で、おぎやはぎと元宝塚の遼河はるひさんが人力舎に入るまでの意外なエピソードを明かしました。

 この日、番組のトークコーナー「スナック有吉」にゲストで出演したおぎやはぎと遼河はるひさんは、意外にも同じ人力舎所属の芸能人ということで、なぜ今の事務所を選んだのか?番組にレギュラー出演している山崎弘也(アンタッチャブル)さんも交えて、トークを展開していきました。

 まず、おぎやはぎの2人は、どうやってお笑い芸人になるのかわからなかったので、「パッと思いついた(ビートたけしさんが所属していたので)太田プロに電話をした」とのこと。その際に「芸人になりたいんですけど」と言ったら、太田プロから申込書が送られてきて、事務所に入るためには5万円を払わなければいけなかったそうで、矢作さんは「お笑い始めるのに、お金かかるのはおかしいな」と思い、「太田プロって、『大』の字に点あったっけ?」と不振に感じ「詐欺だ」「この事務所、怪しい」と勘違いしてやめてしまったそうです。

 次にホリプロにネタ見せに行ったら「『ふざけんな』ってキレられた」そうで、小木さんいわく「ネタ見せの雰囲気がすごい怖い」とのこと。さらに、ナベプロにネタ見せに行くと、「ビビる大木までしか面倒見ない。お笑いライブもやめるので、来ないでください」と言われたため、「どうしたらいいですかねぇ?」と聞くと「人力舎とか、いいんじゃない?」と薦められて、人力舎に入ったそうです。

 続いて「ザキヤマさんは、なんで人力舎に?」と聞かれた山崎さんは、どうやってお笑い芸人になるか考えたときに、まず「NSC(吉本興業のタレント養成所)」が頭に浮かんだが、当時はまだ大阪にしかなく、「大阪に行くほど、人生かけてたわけじゃなかった」ため、それはないと考えて調べてみたら「スクールJCA(人力舎のお笑い養成所)」を見つけ、そこにシティボーイズが大きく出ていて、「この人たち知ってる。この人たちに教えてもらえる」と思って入ったそうでしたが、会えたのは斉木しげるさんだけ……。翌年に「東京NSC」ができて、なぜ「JCA」に入ってしまったんだと頭を抱えたとのこと。

 そして、有吉さんに「遼河さんも不思議よね。なんで人力舎に?」と聞かれると、遼河さんは、「演じるよりも自分の言葉でしゃべりたい」と宝塚を辞めて、バラエティーの世界に行ったが「2年くらい全く仕事がなかった」と告白。どうしようか悩んでいた時期に、人力舎のお笑い芸人・東京03のライブを見に行くことになって、そこで東京03のマネージャー(おぎやはぎのマネージャーでもある)と知り合い、後日食事をすることになり、その時に「自分で密かにプロフィールを用意して」渡したとのこと。これには、出演者一同「えぇ~!」と驚いていました。

<出典・引用>
関西テレビ放送「有吉弘行のダレトク!?」(2月26日放送)
※画像は番組HPのスクリーンショットです。

(佐藤圭亮)