北海道函館市の観光PR動画「イカール星人」シリーズというものがネットを通じて話題となっている。YouTube他、公開されている動画サイトの累計再生回数は158万回にものぼり、関連グッズまで登場しているという。


テレビでも何度か紹介されているというこの「イカール星人」。筆者は今回初めて見たのだが、内容は「シュール」その一言につきる。

動画に登場する「ハコダテ市」は、実在の函館市が国際貿易港として開港した1859年、同時に宇宙港としても開港していたという設定。
そして、ハコダテ市で大量消費される名産品『イカ』と同型の宇宙人・イカール星人が同民族愛護?を目的として、ハコダテ市に攻撃をしかけるというストーリー。

戦闘シーンでは、実在の函館市を代表する観光名所が、なんと武器や戦艦として登場する。
例えば、観光名所の「五稜郭タワー」は巨大ロボット『タワーロボ』に変身をしたり、幕末の歴史の舞台「五稜郭」が宇宙人との密約で開発された城塞型戦艦だったり、かなり滅茶苦茶な設定。

動画はCGを中心に様々な特殊技術のオンパレードで、細部に渡りものすごくリアルに作られている。特撮ブームだった1970年代映像の雰囲気を醸しつつ、21世紀のリアルさだ。

また、随所にシュールな笑いが仕込まれている。映像に登場する市役所の電光掲示板には「宇宙人が侵略活動中です。迎撃のため混雑が予想されます。」といったお知らせが表示される。
登場する一般市民の姿もシュールで、ロボット達の激しい戦闘は日常茶飯事であるかのように、気にせず街を往来しているのだ。

シリーズ動画はこれまで本編が5本、外伝が10本公開されており、YouTubeなどで見ることができる。

そして、このイカール星人、なんとこの夏DVDになり、絶賛発売中だそうだ。
新たに制作した25分間の本編に、特典動画を加えたDVD「ハコダテ観光ガイド イカール星人襲来中 -特別篇-」。価格は1本、税込2,480円とのこと。初回生産版には、イカ繋がりの関係で、人気アニメ「侵略イカ娘」からの応援メッセージがついている。

こういう表現をしてもいいのか躊躇われるが、この「とてつもなくくだらない観光PR動画」。
函館市に興味が無い人も、ある人も是非一度視聴してみて欲しい作品。

●登場キャラクターと各種設定

--ハコダテ市側の登場キャラクター
▼タワーロボ
ハコダテの守護を目的として建造された、巨大変形ロボ。全長107メートル。非戦闘時には、展望タワーとして待機している。

▼ゴリョウカク
ハコダテ戦争の後、密かに建造が始まったとされる万能城塞型戦艦。開発には地球外生命体も加わっていると噂されている。

▼中空土偶
北海道唯一の国宝・中空土偶「茅空」とほぼ同じ形状を持つ体長約100メートルの巨大土偶。現在の状態は最終形態ではないらしく、そのミステリアスな存在はまさに国宝級。

▼イカボー2号
『イカボー』の修理経験を生かし開発されたイカ型ロボット。通常は日本初のバットレスダム『笹流ダム』の湖底に建造された専用格納庫に眠っている。

※画像はイカボーのものを使用しています。イカボー2号はボディがオレンジ色になります。

▼星間連絡戦艦 摩周丸
星間(青函?)航路が華やかしき頃に活躍していた連絡戦艦。1985年にワームホールを使った「星間トンネル航法」の確立によりその歴史に幕を閉じたが、イカール星人の猛攻の前に復活を果たした。

--攻撃をしかけている宇宙人キャラクター
▼イカール星人
ハコダテ市を攻撃している宇宙人。姿はハコダテ名産のイカそのもの。身長は2メートル程度で野球の始球式に登場した折には、10本の足の他、スラックスと黒い革靴を履いた2本の足も目撃されており、実は中の人がいるとも噂されている。

▼イカボー
体長170メートルの巨大イカ型ロボット。イカボーを操るためのコントロールは衛星軌道上からの誘導光線で行われている。

▼マグロン星人
ついに現れた、ハコダテを狙う次なる?宇宙人。「トロ・イカ連合」結成か?その姿はDVDでチェック!

●発売されている関連グッズ

【いかせんべい】
【かぶりもの】
【T-シャツ】
【ぬいぐるみ】
【イカール星人キーホルダー】

●商品概要
・商品名:DVD『函館観光ガイド・イカール星人襲来中! ―特別篇―』
・価格:2,480円(税込)
・内容:本篇+特典映像を収録。全50分。

●関連URL
特設ページ:http://www.ika-r.com/lp