メイド喫茶主催のサバイバルゲームに潜入こんにちは。鉄砲蔵です。
ミリタリーな話題をマニア目線でお届けしている、鉄砲蔵の「ミリタリー魂」。今回はミリタリー&シューティングをモチーフとした秋葉原のメイド喫茶「ふれんどりぃふぁいぁー」主催のサバイバルゲームをレポートします。

この「ふれんどりぃふぁいぁー」というお店、秋葉原駅から歩いて10分ほどの場所に去年末ごろオープンしました。


メイド喫茶といえば雰囲気的にアニメ、萌えキャラのイメージがあり、ミリタリーとはほど遠い印象もありますが、ここだけは特別で試射場を備え、メイドさんとエアガンの話で盛り上がれるため、日頃からエアーガン、サバイバルゲーム愛好家でにぎわっています。

このメイド喫茶、今年の7月からサバイバルゲーム(エアーガンを使用して撃ち合う戦闘ゲーム)を主催しており、実際に秋葉原の喫茶に訪れて伺ってみたところ、大体3ヶ月ごとに開催する予定とのこと。

エアーガンやサバイバルゲームの装備を自ら所有し、自力でゲーム場にやってくる女性も最近は目立ってきております。
第一回にも参加しましたが、毎回多くの女性の参加が予想されるメイド喫茶主催です。今回は参加の可否は抽選でしたが、僕は当選したので取材を兼ねゲームに参加することにしました。

さて、今回の会場はこの連載ではお馴染みの『千葉県SEALs』というサバイバルゲーム場。簡単にご説明すると、立地は千葉都市モノレール千城台北駅より徒歩20分ほどの場所で、駐車場は15台ほどのスペースがあります。
備えたフィールドはAフィールド約55m×55m、Bフィールド約55m×80m、休息や着替え、準備スペースのセーフティーゾーンは約15m×30mといった条件となります。

さて、現地に到着してみるとすでに多くの女性メンバーが到着しており、さながら女子寮のような雰囲気。当日はメイド喫茶の貸し切りゲームで、総勢70名ほどの参加者中、係員役のメイドさんが5人ほどいらっしゃった他、一般ではざっと10人程度の女性参加者も見受けられました。
サバイバルゲームというと女性は全くいないか、いても3人くらい、というのが常のため、僕にとっても新鮮な光景でした。

ウピウピ隊との写真

雑誌、月刊アームズマガジン内、「サバゲ日和ウピウピ祭り」という連載記事で活躍中の『みさみさ』さん率いる『ウピウピ隊』の方々と写真撮影させていただきました。写真中央のオリーブグリーンの服にウサギの耳を付けたヘルメットを着用しているのが僕です。

ウピウピ隊のピンク銃 ピンクグリップの拳銃

ウピウピ隊の方々が所していたピンク色の銃と拳銃。

ピンク色のライフル銃はG&G社よりPink limited edition Femme Fatale(フェム・ファタール、フランス語で「運命の女」という意味だそうです) が発売されております。

ピンクのグリップの拳銃の方は秋葉原のエチゴヤで売られていたグリップパネルを使用したそうで、塗装ではなく整形色(グリップの材質自体がこの色で、表面がすり減ってもピンク色)だそうです。最近は銃を可愛らしく飾りたいという女性を意識した商品も充実しています。

耳を取り付けたヘルメット 百円の玩具の銃

そういったウピウピな雰囲気に合わせ、僕も百円ショップで様々な玩具を購入。左写真のヘルメットはベトナム戦争当時にアメリが軍が使用していたM1ヘルメットに105円のウサギの耳をくくり付けてみたら結構好評。ピンク色の装備を呼びかけたメイドさんも「カワイイ~~♪」っていってくれました。
右写真は同じく各105円で購入した玩具の銃。これをゲームで使用、なんて考えましたがバイオBB弾(土の中の微生物に分解され、環境を汚染しないBB弾)以外の弾を使用したら罰金5万円!とのことで使用不可でした。
そういうことでこれは全てウピウピ隊の方々にプレゼントしました。どうやら気に入ってくれたようで、休み時間中にも上機嫌で遊んでくれていました。

かのんさん かのんさん

ピンク色装備をブログで呼びかけたメイドさんの『花音(かのん)』さんです。そのピンクの装備つけた集団を『かのん隊』と名付けておりました。
かのんさん、秋葉原で「ふれんどりぃふぁいぁー」のメイドさんとなり、お店のサバイバルゲームへの参加をきっかけにこの趣味にハマり、今ではもう夢中だそうです。
コスチュームを途中で着替えて、その姿でサバゲーしてその場を盛り上げてくださっていました。
実は花音さん、10月15日でメイドさんを卒業し、転職されました。が、サバゲーの方は続けられるそうです。転職後もツイッターなどで誘いあってサバゲーしよう!と誓いあっておりました。

「せきさば!」チラシとCD Full-moon13の方々

今回のゲームの数日前にネットの情報で知ったのですが、10月28日に「せきさば!」という名のパソコン用恋愛アドベンチャーゲームが発売になるそうです。
今回、ゲームに参加してくださったのはその主題歌を歌っておられるFull moonn13(フルムーン13)というロックバンドの方々。PCゲームの登場人物のコスプレでサバイバルゲームに臨んでくださいました。

ショッカー なす
フルフェイス扮装 メイド服の男性

同じ『かのん隊』を演じるべくピンク装備を身につける方のみならず、ショッカー先頭員の方、野菜の”なす”の方も。今日だけは全員で徹底的にウケ狙いです。

バルカン砲 給弾リュック

さて、コスプレの話はこれくらいにしてサバイバルゲームらしい話に移りましょう。

今回のゲームにおいて大々的に使われた「ふれんどりぃふぁいぁー」の備品の銃。実は元々オーナーの自宅に置いてあった個人的なコレクションで、メイド喫茶自体も趣味と実益をかねています。

この日一番の特殊な銃はこのバルカン砲。

元々はトイテックという会社が開発し、発売したものを当時、エアーガン改造パーツで有名だったクラフトアップルという会社が製造許可をとって金型を買い取り、再生産したもの。

連射速度が速いのが特徴で、一秒あたりの連射速度はおよそ70発!(普通の機関銃は一秒あたりおよそ15発~20発くらい)連射音は原付バイクのエンジンのような音でした。
装弾数がけた外れに多いのも特徴で、
右写真のリュック内にバッテリーと2万発のBB弾を納めて背負い、それに銀色の給弾パイプ内に8千発で計2万8千発。それを6分で撃ちきるそうです。

と、いうことは、写真に写っているエクセル製バイオ弾0.2gなら1700発で1,050円ということだから弾代だけで17,294円!
弾代だけでもスゴイ!これを6分で使いきる!と思いましたがそこはシューティングメイド喫茶のバルカン砲。

喫茶店のお客さんに試射させて料金を取るサービスもしていました。このバルカン砲は3秒連射して5秒機械を休ませて、それを7セットで男性3,500円、女性2,500円。

つまり普段はこのバルカン砲自身がお金を稼いでいるという、うまい構造となっております。

ゴールドトンプソン

これもお店所有の電動ガンのトンプソン短機関銃(拳銃の弾を発射する機関銃)。表面は金色ですが実はこの銃、金属製というわけではなくプラスチックの表面に金色のメッキを施したもの。本当はゲームに使用したらバリケードや樹木、草むらなどに擦ったりぶつかたりしてメッキが剥げてしまいますが、「銃は飾って置くものではなく使うもの」がオーナーのモットー。これを両手に持って撃ちまくっておられました。

この銃はメイド喫茶の試射サービスの対象外ですが、試射場にいつも飾られていて豪華な装飾品となっております。

今回のゲームだけは参加者の半分は目立つ蛍光色のコスプレでしたが、戦術的な考え方を無視した仮装パーティーのようなゲームもこれからはあってもいいと思います。
これからは女性ゲーマーも増えてくるでしょう。そのうちサバイバルゲームで出会って恋に落ち、結婚なんていう期待も出来そうな気がします。

▼シューティングメイド喫茶「ふれんどりぃふぁいぁー」
http://friendlyfire.jp/

(文・写真:鉄砲蔵)