田中芳樹さんの長編大河スペースオペラ「銀河英雄伝説」の新たなアニメシリーズ第1期となる「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」。全12話のシリーズが2018年4月から放送開始とアナウンスされていますが、レギュラー放送に先駆けCS放送のファミリー劇場で、3月31日21時30分から「銀河系最速先行放送」されるという情報が入ってきました。

 銀河の歴史を銀河帝国のラインハルト・フォン・ローエングラム(物語冒頭の姓はミューゼル)と、自由惑星同盟のヤン・ウェンリーの行動を軸に描いた「銀河英雄伝説」。かつて1988年〜2000年にかけて本伝110話、外伝52話でOVAとしてアニメ化されたことがありましたが、2018年から新たなアニメシリーズ「銀河英雄伝説 Die Neue These」として再始動。「新たなテーゼ」の名のごとく、多田俊介監督と「機動警察パトレイバー劇場版」、「攻殻機動隊」シリーズなどで知られるProduction I.Gの手により、銀河の歴史に新たな1ページを書き加えていきます。



 その第1期となる「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」が、いよいよ2018年4月から放送されますが、そのレギュラー放送に先立つ3月31日の21時30分から、CS放送のファミリー劇場で第1話の「銀河系最速」先行放送がされることになりました。



 また、3月24日の21時からは、同じくファミリー劇場で1998年に制作された石黒昇監督の「銀河英雄伝説 外伝(BD版)『白銀の谷』Kap.I〜IV」を放送。「銀河英雄伝説」本伝の前日譚にあたるラインハルトの初陣、惑星カプチェランカの地上戦と、その最中にラインハルトが巻き込まれる帝国内部の陰謀を描く物語です。

 新たなスタッフ、キャストで再び映像化される「銀河英雄伝説」。後世の歴史家に先駆けて、銀河の歴史をたっぷり楽しんでしまいましょう。

 (c) 田中芳樹/松竹・Production I.G

(咲村珠樹)