11月も半ばを過ぎ、年末の予定も立ち始めている頃ですね。世間では大人も子供も喜ぶクリスマスシーズン到来!となるわけですが、子供もある程度の年頃となりクリスマスには従妹の家に泊まりにいくんだ!なんていつの間にか予定がたてられ、ますますクリスマスとは縁遠くなる筆者にとっては本格的なぼっちシーズンの到来となります。そんなお独り様バンザイな筆者でも、自宅で寂しくない飲み会ができるというのを目にして俄然興味が湧いています。

 「アラサー派遣OLビクトリアのやけっぱち暮らし」を出版している漫画家のビクトリアブラディーヌ‏さん(@darekamoratte)がツイッター投稿した漫画が話題を呼んでいます。

 「この間初めて友達とSkype飲み会しました。超楽しかったのでおすすめです。ぼっちのみんな、Skype飲み会で幸せになろう!」という言葉と一緒に掲載された「女二人スカイプ飲み会」というタイトルの漫画。遠方に住む友人のぼっちなつぶやきに反応して、「私もぼっちだからスカイプ飲み会やろーよ」と誘ったのがきっかけのご様子。

 用意するものとして、
・何かしらの端末(スマホ、タブレット、PCなど)
・酒
・おつまみ
などを自分で用意。気の置けない友人ならパジャマですっぴんもアリ!これらを用意して、スカイプでビデオ通話しながら酒を飲むだけ。



 先にうっかり飲んでしまうフライングもあったりしますが、画面越しにビデオ通話しながらの乾杯もいつのも飲み会と違ってまた新鮮なもの。話も弾みます。
画面越しにお互いの事や自分の事やペット自慢など、相手の表情を見ながら話すから話が弾んで本当に宅飲みしている気分になれるそう。時間が経つのも忘れて飲みながら喋っていたら、夜中の1時を回っていたそうです。外での飲み会だと終電を気にして、勘定も気にしないといけないから気ぜわしいところもありますが、自宅で飲んでいるだけなのでそういうのは一切気にしなくていいし、飲んで眠くなったらすぐ寝ても大丈夫なのがこのスカイプ飲み会の最大の魅力かも。

 普段会えない遠方の友人や、オンラインで繋がっている間柄で住んでいるところがバラバラな間柄でもこの飲み会の方法、応用できそうですよね。
ちなみに看護師でもある筆者からの豆情報ですが、実はお酒は一人っきりで飲むよりも誰かと飲む方が量をセーブする傾向があることがわかっています。すなわち体に優しい飲み方。

 女性のアルコール依存がこの数年でかなり増えている事は度々他のメディアでも報道されてきています。これは、元々男性よりもお酒に弱い人が多い女性で、様々なストレスをお酒で紛らわせようとする人が増えてきた事に起因しているという事です。様々な要因で一人きりにならざるを得ない人がストレスを解消する方法を上手く見つけられず、酒を飲まないとストレスを発散できない……そんな悪循環がお酒の量をコントロールしきれなくなっていき、段々とアルコール依存へと陥っていくのです。

 しかし、このスカイプ飲み会のような疑似飲み会では相手の表情や会話をリアルタイムに感じられるので酒量も程々に抑える事がしやすくなり、リアル飲み会と同じ効果が得られるのではないかと思います。とはいえ、ぼっち飲みでつい飲み過ぎてしまう人はあらかじめ飲んでも良い分だけを家に置いておくというのも一つの方法かもしれません。

 忘年会のシーズンにもなっていくこの季節、忘年会に行きたくても行けないという人は誰かにビデオチャットなどを繋いでもらって疑似参加するのもアリかもしれませんね。適量を守って楽しい飲み会にして、ストレスを上手に発散しましょう。

<記事化協力>
ビクトリアブラディーヌ‏さん(@darekamoratte)

(梓川みいな)