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エアバスは2021年1月10日、フランス軍事省装備総局(DGA)との間で国家憲兵隊用の新ヘリコプター、H160の正式発注契約を締結したと発表しました。H160が法執行機関に採用されるのは、これが初めて。全10機がフランス国内のエアバス工場で製造され、1号機の引き渡しはパリオリンピックの警備に間に合うよう、2024年の初めに予定されています。
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NTTドコモとエアバスは2021年11月15日、エアバスの高高度無人機「ゼファー(Zephyr)」を使用して携帯電話の電波中継実験に成功したと発表しました。ゼファーは太陽電池の電力で長期間飛行可能な無人機で、この実験の成功により、空中に携帯電話の基地局を開設する基礎技術が確認されたことになります。
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エアバスのソーラー無人機「ゼファーS」がアメリカでの飛行試験を終え、このクラスの高度世界記録を樹立したと2021年10月11日、エアバスが明らかにしました。この試験はイギリス国防省と協力して実施されたもので、高高度を長期間飛行して地上観測などの能力を確認しています。
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エアバスが2021年5月20日、4月末に打ち上げられた地球観測衛星「プレアデス・ネオ3号機」から届いた最初の画像を公開しました。搭載された光学カメラは、30cmの物体を見分けるという解像力。とても宇宙から撮影されたとは思えないほど、高精細で美しい画像になっています。
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フランス軍事省装備総局(DGA)とエアバスは、エアバスA400Mが2機のヘリコプターに対し、同時に空中給油する試験に成功したと2021年4月19日に発表しました。機体の両側から安全に空中給油が可能であることを証明し、空中給油機としての型式証明取得へ一歩前進する結果です。
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フランスのパルリ軍事大臣は2021年4月15日、マリニャーヌにあるエアバス・ヘリコプターを訪れ、航空宇宙軍向けのH225M捜索救難ヘリコプターと、海軍向け無人機(SDAM)試作機の追加分を発注する契約を締結しました。今回発注されたH225Mは、2024年からフランス航空宇宙軍に引き渡しが始まる見込みです。
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富士通がエアバス、タレスのイギリス法人とチームを組み、イギリス陸軍の次世代戦術情報通信システム「LE TacCIS」計画を担当する業者選定コンペに参入することが明らかになりました。エアバスが2021年3月9日に発表したもので、3社は協力して「LE TacCIS」受注を目指す覚書に署名したと伝えています。
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NHKの報道取材やスポーツ中継など、番組づくりに使用されるヘリコプターを運航している、オールニッポンヘリコプター株式会社に納入予定の新型ヘリコプター、H160が2021年1月14日にフランスで初飛行したとエアバス・ヘリコプターズが発表しました。日本のオペレーター向けH160は、これが初めてのものとなります。
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ベルギー空軍の新しい輸送機、エアバスA400Mの1号機が2020年12月22日に引き渡され、メルスブルック空軍基地へ到着しました。ベルギーとルクセンブルクは共同で8機のA400Mを導入し、老朽化したC-130輸送機の後継とする予定です。
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エアバスは2020年12月2日、西アフリカのマリ共和国から追加のC295輸送機を受注したと発表しました。マリ共和国空軍では2016年末からC295輸送機を運用しており、老朽化している輸送機の世代交代を図ります。
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アリアンスペースは2020年12月1日、フランス領ギアナからソユーズロケットでUAEの光学情報収集衛星「ファルコンアイ2」を打ち上げ、成功させたと発表しました。ファルコンアイ2はUAE軍の情報収集活動に使用されるほか、民間にも撮影画像が提供されることになっています。
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フランス航空宇宙軍は2020年11月26日、シャルル・ド・ゴール空港にて、フランス政府塗装のA330-200初号機を受領しました。老朽化したA340とA310の後継として、3機の導入が決まっているA330-200は3/60輸送飛行隊「エストレル」で運用され、後日空中給油・輸送機仕様(MRTT)へと改修される予定です。
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ドイツ空軍は初期型のユーロファイターを置き換えるため、最新型のユーロファイター「トランシェ4」を総額約55億ユーロ(約6830億円)で38機調達することを決定。11月5日の議会承認に基づき、11月11日に調達契約を締結しました。
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エアバスは2020年10月22日、アメリカの最終組み立てラインで組み立てられた最初のA220が、顧客であるデルタ航空へ引き渡されたと発表しました。元がボンバルディエCシリーズだった関係で、カナダの工場で生産されてきたA220ですが、アメリカの工場が本格的に稼働し、生産能力が上がっています。
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エアバスは2020年10月1日、NASAに新しいH135ヘリコプター2機を納入したと発表しました。これらのヘリコプターは、ロケット打ち上げ時の安全確保などに使用され、最初の任務は10月31日に予定されている、JAXAの野口聡一宇宙飛行士らが搭乗するクルードラゴンの打ち上げとなります。
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エアバスは、飛行時に二酸化炭素を排出しないという「未来の旅客機」構想に基づくイメージモデル3種類を2020年9月21日(現地時間)、フランスで世界初公開しました。それぞれ別々の形態で二酸化炭素の排出量ゼロを目指しており、15年後の2035年に就航できることを目指すとしています。
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エアバスは2020年7月28日(現地時間)、同社の無人ヘリコプターVSR700の試作機がフランス南部、エクス=アン=プロヴァンスにあるドローンテストセンターで初の自律飛行に成功したと発表しました。この無人機は、将来フランス海軍の艦艇で運用される予定です。
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エアバスは2020年7月19日(現地時間)、イギリスの新しい軍事通信衛星「スカイネット6A」の開発・製造を受注したと発表しました。2003年から運用中のスカイネット5シリーズより性能を向上させ、サイバー攻撃にも強くなるスカイネット6Aの打ち上げは、2025年を予定しています。
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エアバスは2020年7月10日、オーストラリア国防省が進めている特殊部隊用ヘリコプター選定計画に、オーストラリアの企業20社と共同でH145Mを提案したと発表しました。この計画には、すでにベルがオーストラリアのバブコックと共同でベル429を提案しており、両陣営が採用を目指して争うことになります。
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エアバスは2020年7月9日、ドイツ連邦軍装備情報技術運用庁(BAAINBw)と無人偵察機ヘロン1の運用サービス契約を新たに締結したと発表しました。ヘロン1は現在、ドイツ空軍が現在派遣先のアフガニスタンとマリで運用しており、新型無人偵察機へロンTPの運用開始までのつなぎとして、サービス契約を延長するものです。