NHKの報道取材やスポーツ中継など、番組づくりに使用されるヘリコプターを運航している、オールニッポンヘリコプター株式会社に納入予定の新型ヘリコプター、H160が2021年1月14日(現地時間)にフランスで初飛行したとエアバス・ヘリコプターズが発表しました。日本のオペレーター向けH160は、これが初めてのものとなります。

 オールニッポンヘリコプター株式会社では、現在5機のH135、6機のAS365と計11機のエアバス製ヘリコプターを保有しています(このほかにレオナルド製AW139を4機保有)。今回、AS365のうち老朽化した1機の後継として、H160を発注していました。

 日本のオペレーターにとって初めての発注となった、オールニッポンヘリコプター向けのH160。初飛行は、フランス南東部のマリニャーヌにあるマルセイユ・プロヴァンス空港で、95分間実施されました。

 飛行の成功を受け、オールニッポンヘリコプターの柳川淳社長は「日本のオペレーターにとって初のH160の飛行が成功したことを大変喜ばしく思います。この次世代ヘリコプターが今後、国内の主要なミッションにおいてその役目を果たすことを期待しています。当社では今からおよそ30年前にAS365機を導入しました。以来、報道取材機のニーズは絶えず進化し、その運航にかかわる技術も大幅に向上しています。この最先端のH160の運用開始を待ち望んでいます」とのコメントを発表しています。

 エアバス・ヘリコプターズによると、H160は日本における型式証明を2020年度中に取得するべく審査を受けているとのこと。このH160はオールニッポンヘリコプターに引き渡された後、神戸空港にあるエアバス・ヘリコプターズの施設で、報道取材用機器の搭載などのカスタマイズが実施されるとのことです。

<出典・引用>
エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン プレスリリース
Image:Airbus

(咲村珠樹)