アーカイブ:2011年
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「特撮映像館」、今回は松竹映画の『昆虫大戦争』を取り上げます。タイトルなどからイメージするパニック映画的な印象とは裏腹に、思いテーマを含んだシリアスな作品です。衝撃のラストにも注目。 宇宙怪獣 ギララ』の二本松監督によるSFパニック(?)映画。 猛毒を…
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ミリタリーな話題をお届けしている、鉄砲蔵の「ミリタリー魂」。まずは、東北地方太平洋沖大震災にて被災され、命を落とされた方々に哀悼の意を表するとともに遺族の方々、住居や職場、財産を失われた方々の一刻も早い復興を願ってやみません。 さて、今回の大震災、僕の場…
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毎度風水的にはきっとダメダメなお話をおとどけしています不定期連載の「エドガーの無所可用、安所困苦哉」。27回目は「愛用のカメラ」について語ってみようかと思います。 これまで紹介させていただいた鉄道ネタの回の写真の多くは、ずっと以前に写したものがほとんどで…
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こんにちは、咲村珠樹です。今回の「宙(そら)にあこがれて」はイベントレポ。さる3月20日に開催された航空宇宙ジャンルのイベント「東京とびもの学会2011」についてご紹介します。 コミケットなど、大規模な総合イベントにおいては「メカ・ミリタリー系」ジャンル…
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「うちの本棚」、今回は石川 賢のSFアクション作品から『時空間風雲録』を取り上げます。未来世界に放り込まれた過去の人間たちの運命は!? 29世紀のタイムマシンが原因不明の故障を起こし、過去の人間を巻き込んで29世紀に送り込んでしまった。戦国時代の無武士や…
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皆様、お久しぶりです。ひろっぴの「ゆるりと鉄で参ろうか」のひろっぴでございます。 まずは、3月11日14時46分頃に発生した平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震で罹災された皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。 で、「ゆるりと鉄」ですが、またもや筆者…
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「特撮映像館」、今回は「血を吸う」シリーズ第1作の『血を吸う人形』です。不気味な雰囲気の漂う洋館を舞台にした和製ショックスリラー。まさに異色と言っていいでしょう。 「血を吸う」シリーズの第一作。監督はシリーズの中ではこれが一番好きだという。このシリーズで…
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「うちの本棚」第五十六回は、松森 正の『ルート・ゼロ』です。とあるレストランを舞台にしたヒューマンドラマの秀作。松森 正の代表作のひとつと言っていいでしょう。 「ルート・ゼロ」というレストラン(というかファミレス的な店)とその経営者夫婦を中心にしたシリー…
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ごぶさたしております。のんびり、まったりとしたペースで、現在のおたく表現に関するルーツ等に考察を加える「おたく温故知新」、3回目にしてようやくタイトル画像が登場です。例によって自作ですが、お気に召したら幸いです。 さて今回は、2月に第35作記念作と銘打っ…
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皆様、こんにちは。連載シリーズ「新作アニメ捜査網」では今回、テレビアニメ『放浪息子』を取り上げたいと思います。この番組はフジテレビ系列の深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送されている作品で、原作はエンターブレインの雑誌『月刊コミックビーム』に連載されている志村貴子…
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「特撮映像館」、今回は岸田 森の吸血鬼が初めて登場する『血を吸う眼』です。正統派の和製吸血鬼映画をぜひ観賞してみてください。 同監督による「血を吸う」シリーズの第2作目。本作で岸田の吸血鬼が登場し、3作目の『血を吸う薔薇』とともに岸田の吸血鬼俳優としての…
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こんにちは、咲村珠樹です。今回の「宙(そら)にあこがれて」は、船と飛行機の面白い関係についてお話しようと思います。 飛行機には船を語源とする言葉が非常に多く使われています。そもそも乗る場所が「空港(Airport)」と、港(Port)という文字がついてま…
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「うちの本棚」、今回も松森 正の作品を紹介します。古書店でもなかなか見かけることの少ない『愛の伝説』。原作は神保史郎です。 神保史郎原作による「愛」をテーマにした連作シリーズ。単行本に収録された6話は、大きく前半3話ではアンハッピーな結末、後半3話では将…
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毎度ニッチなお話を読んでくださいましてありがとうございます「無所可用、安所困苦哉」でございます。ふと気がつけば開始から一年。どうもありがとうございます。 今回は地味なほうのニッチではなく派手なほうのニッチ「柄シャツ」、中でも度々ツッコミどころになっており…
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「特撮映像館」、今回は国産の正統派な吸血鬼映画『血を吸う薔薇』です。岸田 森演じる吸血鬼がトラウマになったという人もいるのでは? 「血を吸う」シリーズの3作目であり、正統派な吸血鬼映画。 岸田演じる吸血鬼は、ハマーフィルムの『ドラキュラ』を意識したもの…
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「うちの本棚」、今回は松森 正の隠れた名作『恐怖への招待』を取り上げます。粒揃いの連作モダンホラーであるこの作品。ぜひとも再刊行してほしいものです。 モダンホラーの連作シリーズ。なかなか粒揃いの秀作で、松森作品のなかでも気に入っているもののひとつなのだが…
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こんにちは。鉄砲蔵です。昨今、世間では『モノづくり』、『職人芸ブーム』がテレビを賑わせております。 エアガンの世界でも命中精度がもう少し欲しい、連続してもっと沢山弾を撃てるようにしたい。もっとコンパクトな銃にしたい、などノーマル以上にもう少し要望があるときは…
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皆様、こんにちは。「新作アニメ捜査網」では、2011年の新作アニメに関する記事の1発目として、『フリージング』を取り上げたいと思います。 『フリージング』はキルタイムコミュニケーションの雑誌『コミックヴァルキリー』に連載されている林達永(原作)、金光絃(作画…
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「特撮映像館」、今回は松竹の「怪奇シリーズ」第2弾として公開された『吸血髑髏船』。スリル、サスペンス、エロティシズムの怪奇娯楽作品です。 松竹の怪奇シリーズ第2弾として制作、公開された本作は、モノクロで怪奇な雰囲気を盛り上げている。 特撮は「日本特撮映…
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皆さん、こんにちは。本連載「新作アニメ捜査網」では今まで3回に亘って2010年のアニメを振り返り、優れた作品や人物を表彰してまいりましたが、今回で、2010年のアニメを振り返る企画は最後となります。今回は、各作品を個別に振り返るというよりも、作品を横断する形で…