おたくま経済新聞

　「なか卯」から、骨つき鶏もも肉を丸ごと使用した「ほろチキ親子重」が登場。

　9月13日に発売されたので、どれほどほろほろなチキンになっているのか確認してきました。

　「ほろチキ親子重」は、ほろほろとほぐせるほど柔らかな骨つき鶏もも肉を、なか卯自慢のこだわり卵でとじたプレミアムな親子重とのこと。これは楽しみだ！お店に向かう足も自然とはやくなります。

　お店に到着すると、外には巨大なタペストリー、店内にも大きなポスターが貼られていました。券売機の上にも写真が。もとから「ほろチキ親子重」を注文する予定だったものの、もう選択肢は1つしか無い状況に追い込まれた感覚です。

■　骨つき鶏もも肉の存在感がヤバい！

　「ほろチキ親子重」は並盛が税込690円で、ごはん大盛は税込760円。筆者はもちろんごはん大盛を選択。

　注文して少しすると、運ばれてきました！重箱に入っていて、なんだか少し緊張。とても豪華な見た目をしています。「これ、税込760円だったよね？」と、メニュー表を確認してしまいました。

　ワクワクドキドキしながら重箱のフタを開けると、現れたのは中央にドーン！と盛られた骨つき鶏もも肉。備長炭で香ばしく焼き上げられた鶏もも肉の香りが、胃袋を容赦なく刺激してきます。

　さらに鶏もも肉のまわりには、とろとろでふわふわの卵。ビジュアルが強すぎる！記者にとっては最高の映えショットです。この親子の組み合わせはヤバい！もう我慢できない！いただきます！

■　鶏もも肉が信じられないほど柔らかい！

　鶏肉に箸を入れると、信じられないほど柔らかくて身が簡単に取れます。骨もスポッと取れました。どうすれば、こんなに簡単に身が取れるようになるのでしょうか。不思議です。

　口の中に入れると鶏肉の旨味がジュワ～ッとあふれてきます。タレがしみ込んだごはんとの相性ももちろん抜群！隠し味に鶏油も入っているそうで、味わいもまろやか。この味を700円前後で堪能できるなんて……。

　あとはひたすら食べ進めるのみ。鶏肉・ごはん・ごはん・鶏肉・ごはんと、リズミカルにノンストップで胃袋の中に吸い込まれていきます。あぁ、幸せ……。

　ごはんを大盛にしていましたが、あっという間に完食。重箱の中は骨だけに。ごちそうさまでした！「ほろチキ親子重」は、冷やしはいからうどん（小）＆つけものセット（並盛で税込920円）やみそ汁＆つけものセット（並盛で税込840円）など、セットで注文することも可能です。

（取材・撮影：佐藤圭亮）