おたくま経済新聞

　「きのこの山」と「たけのこの里」が、2022年に続き青森県の「津軽鉄道」と再びコラボ。8月16日～31日までの期間限定で、津軽鉄道の走れメロス号が「きのたけ風鈴列車」として運行されます。

　期間中は「オリジナル風鈴」の設置が行われ、津軽五所川原駅と津軽中里駅の2駅では「冷やしきのたけ」の無料配布と、オリジナルの限定コラボグッズのプレゼントがどちらも数量限定で行われます。

　コラボのきっかけは、2020年に実施した「きのこの山」と「たけのこの里」に対する愛の深さを47都道府県ごとに分析した調査。その結果、青森県が最も「きのこの山」と「たけのこの里」の夢をよくみる県だということが判明します。

　そこで販売元の明治は青森県について調査を開始。すると1982年より、夏の風物詩として津軽鉄道の走れメロス号が涼しげな「風鈴列車」となって運行しているという情報をキャッチします。

　「風鈴列車」で冷やしても美味しい「きのこの山」と「たけのこの里」を味わえば、さらに多くの人が夢を見てくれるのではないかと、想像をふくらませた明治。津軽鉄道からも快諾が得られ、「夢見るきのたけ号」が誕生しました。

■　「冷やしきのたけ」を無料配布

　今回の「きのたけ風鈴列車」では前回と同様に、車両の前後に「きのたけ風鈴列車」のヘッドマークを設置。車両内には中吊りや網棚上に広告ポスターを掲出したり、津軽金山焼で作られた「きのこの山」「たけのこの里」オリジナル風鈴を設置したりします。

　さらに津軽五所川原駅と津軽中里駅では、冷やした「きのこの山」と「たけのこの里」（冷やしきのたけ）を無料配布。無料配布をおこなう2駅には、専用の冷蔵庫が設置されます。

　12袋入りの大袋を1袋ずつ小分けにした商品を、ひとり1日に1個ずつ貰うことが可能。ただし、数には限りがあり、津軽五所川原駅と津軽中里駅の営業時間内での配布となります。

■　無料配布の目標は5555個

　それに加えて2023年は、車両側面にも巨大ラッピング。他にも1000個限定でオリジナルコラボステッカーと、「きのこの山」「たけのこの里」うちわを先着でプレゼント。

　これも配布は津軽五所川原駅と津軽中里駅のみで、それぞれの駅にはフォトパネルが設置されており、記念写真を撮影することもできます。

　ちなみに2022年の「冷やしきのたけ」の配布数は、約4400個。津軽鉄道の担当者は行動制限が解除されたこともあり、2023年は縁起よく「津軽鉄道にGoGoGoGo」で「5555個」の無料配布を目指すとのことです。

情報提供：株式会社 明治

（佐藤圭亮）