刺繍の技法のひとつである「クロスステッチ」を用いて、アニメやゲームのファンアートを制作している「くら」さんが、スーパーマリオブラザーズのドットグラフィックをモチーフにした新作をSNSに投稿しました。

 水中ステージをテーマに、ゲッソーやプクプクが登場するとてもかわいらしい作品ですが、刺繍を施したのはなんと夫が会社に着ていくシャツなのだとか……。だ、大丈夫でしょうか?

 ……と、心配になりますがご安心ください。くらさんは実は以前にも夫のシャツに「ドクターマリオ」の刺繍を施したことがあり、その際に好評だったことを受け、事前に許可を得て今回の制作に至った模様。ホッ。

ドクターマリオのシャツ

 なんでも、シャツにどうしても落ちない汚れがあり、それを隠すために刺繍を行ったとのこと。また、シャツの色がきれいな青色だったことから、マリオの水中ステージを連想。泳ぐポーズのマリオを刺繍後、この際他の小さな汚れも隠してしまおうと思い、キャラクターを増やしていったそうです。

 今作ももちろん、夫さんからは「配置のバランスが良くてオシャレ」と、高評価。たしかに、思わず市販品?と勘違いしてしまうほどの出来栄えで、シャツの色合いとも非常にマッチしています。まさにくらさんのアイデアと技術の勝利。

今後もう少しキャラクターを増やすそうです

 7月28日の投稿時点では「この辺りでやめとくべきか、もうちょっとチクチクしちゃうか……」と悩んでいましたが、投稿への大きな反響や「もっと増やして欲しい」というコメントが寄せられたことを受けて、もう少し手を加えることにしたそう。今後土管や珊瑚といったステージオブジェクトも見られるかもしれませんね。

<記事化協力>
くらさん(@kuraniimasu

(山口弘剛)