以前、博物館に勤務していたことがきっかけで、海の生物の啓発活動を行うようになったTurbjokeさん。

 とりわけライフワークと化しているのが「貝」で、リサーチャーやコレクターとして活動しています。

 SNSでは、「貝を通じて、自然の大切さを知ってもらえたら」とTwitterを活用。普段は図解解説をしている中で、先日は少し趣向を変え、自身のコレクションを紹介しました。

 「新年になっても変わらず、片付かない貝ケース」とのつぶやきとともに、TurbjokeさんがTwitterに投稿したのは、自宅のショーケースに収納した無数の貝を写した写真。年始ということもあり、整理整頓の大切さについて少々の自虐を交えたものでした。

 「キレイに収まっていると解釈してくれたフォロワーの方もいましたが、自分からするとただ放り込んだ状態でして。『活用法』のヒントを得られればという気持ちもありました」

 Turbjokeさんがそう語るように、ケース内の貝は大小様々な品種がズラリ。まるで博物館とばかりに、所狭しと並べられています。そのため、以前より「個展開催」や「カフェ併設」などの要望も多いそう。

50年を超える収集及び研究の結晶。

 残念ながら、今回は斬新なアイデアが寄せられることはありませんでしたが、代わりに「すごい!」「素晴らしい!」「素敵!」と感嘆する声が続々。貝を通じた啓発に一役買う反響となっています。

 「貝は世界で10万種以上存在し、かつては貨幣に使われ、現在も金銭に関する漢字は貝偏が多く使われています(『貯』『財』など)」

 「ただ、世間での『貝』といえば、『アワビ』『サザエ』『ホタテ』などの食用種が想像されがちで、多様な形態や色彩を持つ種類があることはあまり知られていません。貝を通じて自然に親しむきっかけになるよう、これからも気長に発信していきたいですね」

 このように振り返るTurbjokeさんですが、実はただの「貝好きおじさん」でも、単に「昔博物館で働いていた人」というだけでもありません。

 これまでの研究成果を纏め、自身のコレクションを活用して、「タカラガイブック」、「海辺で拾える貝ハンドブック」、「美しき貝の博物図鑑」、「原寸で楽しむ美しい貝」、「ビーチコーミング学」など、多数の著書があり、その「正体」は、貝世界に知られたスペシャリストだったのです。あぁ素晴らしきセカイ、ですね

<記事化協力>
Turbjokeさん(@turbjoke)

(向山純平)