2019年3月に発表されていたハローキティ初のハリウッド映画化。その共同監督がジェニファー・コイルさんとレオ・マツダさんに決定したことが発表されました。

 米アニメ界で高い評価を受けている期待の二人は、この映画が「メジャーな長編初監督作品」となるそうです。また同時に本作が実写とアニメのハイブリッド作品となることも発表されました。

 ハローキティは1974年にサンリオが生み出し、女の子を中心に長年愛され続けている人気キャラクター。1976年にはサンリオの米国進出に伴い、海外での商品販売をスタート。現在130の国と地域で年間約5万種類の商品が販売されています。

 これまで日本国内での劇場映画、テレビアニメ等のほか米国企業製作によるテレビアニメシリーズ放送(1987年)の例があるものの、ハリウッド映画となるのは今回が初めて。

 アメリカのワーナー・ブラザース・エンターテイメント傘下の映画製作会社で、「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」両三部作で知られるニュー・ライン・シネマ社とフリン・ピクチャー社が製作を進めています。世界配給は、アメリカのワーナー・ブラザース映画が手掛けるとのこと。

 先日、本作の脚本を「トランスフォーマー/最後の騎士王」「ゴジラ VS コング(仮題)」等の作品に携わったリンジー・ビアさんが手掛けることが発表されたことでも話題になりました。

 共同監督をつとめるジェニファー・コイルさんは最近では動画配信サービスHBO Maxの話題のアニメ「Harley Quinn(原題)」シリーズの監修を務めており、大ヒットアニメシリーズ「Bob’’s Burgers(原題)」のうち6シーズンで監督を担ってきた人物。初期には「King of the Hill(原題)」「スペクタキュラー・スパイダーマン」といった人気テレビアニメに携わってきました。

 監督選出についてジェニファー・コイルさんは「マツダ氏と共に監督に起用されたことを非常に嬉しく思っています。これは人気キャラクターに息を吹き込み、ハローキティが代表する愛、友情そして共生というメッセージを広める貴重な機会でもあります。キティならではのもたらす喜びと幸せをまさに世界が必要としています。」とコメントしています。

 もう一人の共同監督であるレオ・マツダさんは日系ブラジル人。デビュー作はディズニーのハートウォーミングな短編アニメ「インナー・ワーキング」で「モアナと伝説の海」と併映され、2017年第89回米アカデミー賞短編アニメーション部門の最終選考作品に選ばれました。

 ウォルト・ディズニー・アニメーションでキャリアをスタートさせたレオ・マツダさんは、大ヒット作「ベイマックス」「ズートピア」「シュガー・ラッシュ:オンライン」、最近ではドリームワークス・アニメーションの「スノーベイビー」などの映画に携わっています。

 レオ・マツダさんは「日系ブラジル人として小さい時から遊び心に富んだハローキティに囲まれていて、個性の大切さを教わりました。(中略)世界的に愛されているキャラクターに関わる素晴らしい機会に恵まれ、そのサンリオキャラクターのストーリーをさらに発展させることができることを本当に嬉しく思います。」とコメントしています。

 ハローキティ初の劇場用長編映画となる本作は、全世界の子供から大人まで男女を問わず楽しんでいただける作品を目指しているそうです。なお、タイトル・公開時期は現時点では未定となっています。

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