クッションの上があまりにも気持ち良くて、溶けてしまっているのではないか?というくらい同化してしまったジャンガリアンハムスターの写真がTwitter上に投稿され、見ている人たちを癒やしています。飼い主のぼんぼりさんに話を聞いてみると、その裏にはぼんぼりさんのハムスターへの愛が隠れていました。

 ぼんぼりさんは8月28日、「クッションの上で悠々自適に寝るハッム」というコメントと共に、写真を投稿。そこには、まるでお餅のような感じでくつろぐ、ジャンガリアンハムスター(プディング)の栗丸くんの姿が写っていました。 この投稿には、1万件以上のいいねが付き、「そのうちクッションに溶け込んでクッションの一部になりそう」「とろけるおもち」「可愛すぎる!」など、多くのコメントが寄せられています。

 今回、投稿された写真について、ぼんぼりさんにお話を伺ったところ、意外な事実が……!実は栗丸くんは、春から目の病気に罹ってしまい、1日に7~8回もの点眼が必要になったそうで、「クッションは、元々人間用で使っているものですが、目薬を差す時には、栗丸の施術台(?)として膝上に乗せて使っています」と話してくれました。

 そして、「ハムスターにとって点眼は負担もあります」と言い、栗丸くんも嫌がるので、「少しでも彼にリラックスしてもらおう!」と、ぼんぼりさんは栗丸くん専用に、触り心地のいいモフモフタオルを用意したり、点眼前には撫でたり、マッサージをしたりするようになったのだとか……。

 ぼんぼりさんの栗丸くんへの愛が伝わってきますね。ただ、「今ではすっかりこれに慣れてしまい、点眼のために連れてきているのに、モフモフタオルの上でマッサージを受けるとすぐに寝てしまうことが多くなりました」と、話す、ぼんぼりさん。栗丸くんへの愛が強すぎたのでしょうか……。

 さらに、ぼんぼりさんは「クッションの上で悠々自適に寝ている栗丸を見るのはすごく癒される反面で、いつになっても目薬が終わらずに困ることも……」と、笑いながら教えてくれました。栗丸くんがあまりにも気持ちよさそうに寝るので、結局「起きて〜」と言いながら、いつまでもその可愛い姿を眺めているとのことです。

 栗丸くんについて「食いしん坊でマイペース。比較的穏やかな性格で、お迎え当初から野良寝が多く、気を抜きがちな野生を忘れたハムスター」と語る、ぼんぼりさん。そんな栗丸くんにもっと癒やされたい人は、 ぼんぼりさんが「じゃんがりハム日和」というブログを運営しているので、ちょっと覗いてみると良いかもしれません。

<記事化協力>
ぼんぼり@じゃんがりハム日和(@bombori777)

(佐藤圭亮)