今が旬で、家庭菜園でも作りやすい大根。時々特売になっているとまだ家に残っているのに買ってしまうなんてこともやらかしがちですが、切って調味料で漬けるだけでご飯がモリモリ進む副菜になってしまうレシピに注目が集まっています。

 料理研究家で、楽でサクッと作れるレシピを多数開発しては主婦に支持されている五十嵐ゆかりさん。これまでにも簡単で美味しいレシピ集を刊行してきましたが、新著「ラク速レシピ本」も近々出版予定。そんなゆかりさん、大根消費レスキューなレシピをツイートしています。

「大根レスキュー。
千切りはムリです…って時でも漬けるだけでOK!
ご飯どんどんさらってく飯泥棒です
【大根のおかかポン酢漬け】
ポン酢、鰹節、ごま油は間違いない味
大根200gピーラーで皮をむき4等分しポリ袋へ。鰹節大2、ポン酢100ml、ごま油小1加え1日置く。
皮も漬けてムダなしです」

 大根ってどんな切り方でも料理に使えますが、4等分にして食べやすい大きさに切るだけなら包丁初心者でも楽勝。余った大根を漬けるもよし、ご近所さんから思いがけず頂いてしまった大根を大量に仕込むもよしのレシピです。お好みで輪切り唐辛子や、七味唐辛子を少し付ける時に混ぜるとピリッと味が締まって、辛味好きにはたまらないかも。

 漬けておく時間は1日以上がベストですが、切った幅によっては漬かり切っていない場合もあるのでその辺は味見をしながらの時間調整が必要です。また、すぐに食べたいといきは薄くスライスするなどして応用するのもアリですね。

 ちなみに、大根は下の方を使うと辛みが強い場合あるので、上半分を使うと辛みも少なく食べやすくなるかと思います。上半分は漬けておき、下半分は煮物や薄めの輪切りにしてバター醤油焼き、残りはみそ汁の具にしてしまえば1日で丸ごと1本消費も可能。

 筆者個人的には大根が葉っぱ付きで売られていると狂喜して買います。大根菜を菜飯用に細かめに切って、ごま油と塩とゴマを入れて炒めておけば、これもまた「いつでも菜飯が食べられる」お惣菜に。捨てるところなしの大根、色々活用してみてくださいね。

<記事化協力>
五十嵐ゆかりさん(@igarashi_yukari)

(梓川みいな)