紀伊カンナ原作「海辺のエトランゼ」(祥伝社刊)の劇場アニメ化が決定した。

 フジテレビが2019年4月に立ち上げた、BL特化のアニメレーベル「BLUE LYNX(ブルーリンクス)」作品として、2020年夏に公開される。

 「海辺のエトランゼ」は、沖縄の離島を舞台に小説家の卵と少年の初々しい恋愛を描いた物語。元アニメーターでもある紀伊カンナの繊細なイラストや、二人の登場人物の愛しい恋模様、二人をやさしく包み込む沖縄の人たちや風景といった多くの要素が盛り込まれている。

 劇場アニメ化では、作者の紀伊カンナ本人が作品監修とキャラクターデザインを担当。制作はアニメーション老舗制作スタジオであるスタジオ雲雀が担当する。

 監督を務めるのは、「ダンガンロンパ The Animation」などの演出を担当した大橋明代が抜擢された。

 また、アニメ化決定の発表と同時に、作者・紀伊カンナ描き下ろしの超ティザービジュアルおよび、超特報映像が解禁されている。

 チケットは、池袋で11月9日~10日に行われる「アニメイトガールズフェスティバル(AGF)」の「BLUE LYNX」ブースにて、バンドル付き先行劇場前売券(紙券)の発売が決定。価格は1900円(税込)。バンドル内容は、BLUE LYNXにちなみ「猫」をテーマに紀伊カンナが描き下したミニ色紙となる。

 なお、バンドル付き先行劇場前売券(紙券)は、数量限定で11月15日から「BLUE LYNX」特設通販ページ(ノイタミナオンラインショップ内)にて事後通販も行われる。

<紀伊カンナ先生よりコメント到着>

こんにちは、紀伊カンナです。

この度、読者の皆さまのおかげでエトランゼが映像化されます!
私もスタッフのみんなと一緒に制作中です。

本来はここに何かいいコメントを打たなければいけないのですが
会議でも、打ち合わせでも、作画フロアでも、もらったお菓子を
食べていた事ばかり思い出されます。

原作者は概ねお菓子しか食べてないですが、
スタッフのみんなはいいものを作ろうと日々がんばってくれています。

そんな穏やかなスタジオと、ゆかいなスタッフによって練り上げられてる
新しいエトランゼの世界、お披露目はもう少し先になりますが
どうぞお楽しみに!

【STAFF】
原作:紀伊カンナ 「海辺のエトランゼ」(祥伝社on BLUE comics)
監督・脚本・コンテ:大橋明代
キャラクターデザイン・監修:紀伊カンナ
アニメーション制作:スタジオ雲雀
配給:松竹ODS事業室

【公式サイト】etranger-anime.com 【公式Twitter】@etranger_anime

(C)紀伊カンナ/祥伝社・海辺のエトランゼ製作委員会
(C)紀伊カンナ/祥伝社 on BLUE comics

情報提供:松竹