ペットを飼う事は、癒しや楽しさを与えてもらえる反面、最期の時まで面倒を見る義務が生じます。また、最期を看取る時の辛さはペットロスと言う状態になってしまうほど。だからなのか、威厳のありそうなお父さんが1か月間猫を飼う事に猛反対していたのに、いざ飼ってみたらメロメロになっている姿がSNS上に投稿され、話題になりました。

 ハンドメイド作家のコボリサヤカさんのお母さんがコボリさんに送ってきた一枚の写真。そこには、晩酌中とみられるお父さんの姿が。しかも、猫を片手に抱えてピースサイン。「母から届いた画像。 約1か月前、猫を飼うことに猛反対していた父の現在。」とツイッターに投稿しています。

 お父さんの目はプライバシー保護もあって隠されていますが、口ひげを蓄え、いかにもいかつそうな雰囲気の感じ。ですが……その口元は幸せそうに口角があがっており、ピースサインも茶目っ気を感じさせるほど。

 いったい、お父さんの心境にどんな変化があってここまで溺愛していると見えるほどにまでなってしまったかは謎ですが、猫ちゃんがお父さんに愛されまくっているのは確かな様子。今では飲み歩くのもやめて真っすぐ帰宅するまでになっているそうです。

 この様子に、リプライでも「うちの父もそうです(笑)」「ねこさまにはさすがのお父様もやられてますね?(笑)」「大工のうちの父も木材傷にするからくそったれめと怒ってたがある猫がすり寄って来てからはデレデレになって今では三匹飼うことに…」といったお父さんエピソードが次々と寄せられています。

 そういえば、筆者の父も元来犬派で、筆者が生まれる前から犬を飼っていたりして、「猫は好かん」と言ってましたが、家に通いネコができたり、子どもたちが猫を拾って来たりして結局飼い始めてからは、やっぱりデレデレに。今では飼っていたシーズーも虹の橋を渡っていってしまいましたが、筆者宅に来るたびに猫たちを構おうとするほど。

 やはり、ヒトは猫と和解するものなんだと確信している筆者なのでした。

<記事化協力>
コボリサヤカさん(@small8moat)

(梓川みいな)