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一審判決では、アニメ制作会社の広東原創動力文化伝播有限公司に対し原告損失の15%に当たる3.9万元(約67万円)、加害者の保護者には原告損失の60%に当たる15.7万元(約270万)、そして残り25%は原告の自己負担とそれぞれに賠償を命じたとのこと。
『喜羊羊与灰太狼』は2005年に中国で開始されたテレビアニメで、2009年以降は毎年、日本でいうお正月映画も公開されるなどその人気は絶大。
ただ一方で、児童向けアニメながら、登場キャラクターが鍋で殴られたり、電気ショックを与えられるなどの反社会的・暴力的シーンが頻繁に描かれており中国国内でも一部問題視されていました。
今回の法廷ではそれを裏付けるため、170話ものストーリーを分析。結果そうしたシーンは13500回以上あったそうです。今回の判決はアニメと事件の因果関係が裏付けられた結果と報じられています。
なお、今回の事件以降、『喜羊羊与灰太狼』ではこうした暴力的シーンを抑えソフト路線に変更されています。