中国深圳市のゲーム開発会社「FABLED GAME STUDIO」が配信を予定しているデジタルボードゲーム「Spiritle」。

 独特の柔らかいグラフィックスや、動物を主役とした一風変わったイメージなどでアナウンストレーラーが配信されてからかなり注目を集めている作品です。現在TBA(後日発表)の状態でSteam上ではアナウンスされていますが、すでにアナウンストレイラーから一年が経過しており近日中に登場することが予想されています。

 開発をしているFABLED GAME STUDIOは「PIRATES OUTLAWS」というローグライクなカードゲームを開発・配信しており、こちらはSteamだけでなくiOSやAndroidでも配信されていることから、目にした方もいるかもしれません。

 本作品も「PIRATES OUTLAWS」の印象を色濃く受け継ぎ、ゲームトレイラーや公開されているグラフィックスを見ても日本人にも受け入れやすい柔らかさが一番の特徴と言えます。

ゲームトレイラーや公開されているグラフィックスを見ても日本人にも受け入れやすい柔らかさが一番の特徴

 本作「Spiritle」はターン制のデジタルボードゲームです。少しクオータービューのようにも見える特徴的なマップボード上で精霊を操ってクエストをクリアしていくというオーソドックスな作りになっています。

ターン制のデジタルボードゲーム

 使用できるキャラクターである精霊は動物が擬人化したような姿をしており、メインイラストで使われている狐だけでなく、熊やネズミなど現在アナウンスされているだけでも8種類のキャラクターが登場します。

8種類のキャラクターが登場

 どことなくディ○ニーっぽいイメージのある可愛いキャラクターを選択した後、マップボード上に配置します。

 キャラクタースキルと、ボードのマッチングに成功すると敵キャラクターを攻撃、これをターン制で繰り返していくことでマップを攻略していくという割と本格的な戦略性が求められるタイトルになっています。

 ゲームモードは複数用意されており個人戦、マッチ対戦、チームモード、パーティールームなど複数のモードで遊ぶことができ、クロスプレイにも対応するようです。

 マップボードは同社お得意のローグライクを謳っており、ボードそのものや、マップブロック、クエストなどは毎回ランダムで決定され、新鮮な気持ちで毎回プレイを楽しむことができます。

本作はiOSやAndroid版も予告されています

 またワールドボスの登場も予告されており、ボスの討伐に向けて繰り返しクエストをクリアすることでより強い装備を入手していくことも目的の一つとなっています。いわゆるハックアンドスラッシュの要素なども存分に楽しめるようになっていますね。

 なお、本作はiOSやAndroid版も予告されています。

<参考・引用>
「Spiritle」steam
「Fabled Game」公式youtube
Fabled Game公式サイト
※画像はプレスキットより。

(上村健太郎)