自分の体調が悪いとき、すぐに周りに伝えますか?それとも誰にも言わずに我慢しますか?

 Xユーザー「ババア、育児をする」さん(以下、投稿者さん)の夫は、少しの異変でも不調や怪我を報告する派。一方の投稿者さんは、ちょっとした不調は夫に伝えない派。

 結婚10年目になるというお二人。体調不良を共有しないことについて、夫がさみしいと感じていることに気付かされた投稿者さんが、SNSにこのエピソードを漫画で投稿したところ、多くの反響が寄せられています。

■ 夫に不調を伝えていないことに気付く

 以前に子宮全摘の手術を受けた投稿者さん。退院後にママ友に会った際、「痛みとかどう?」と聞かれ、「まだちょい痛いね、生理痛みたいな……」と回答。

夫に不調を伝えていないことに気付く

 ママ友と別れた後に、隣で話を聞いていた夫から「今も痛いん!?知らなかった」、「なんで俺には言わへんの!?」と言われてしまいます。

「今も痛いん!?知らなかった」

■ 「みなさんは、自分の不調を相手に伝えますか?」

 夫に指摘されて、「夫に痛いとか辛いとかあまり言わなくなった」と気付いた投稿者さん。思い返してみると、もともと我慢強い性格で、若い頃から生理痛がひどかったこともあり多少の不調は口に出さずに我慢してきたそうです。

 加えて、この時期には妊娠・出産・育児中に押し寄せる数々の不調に慣れすぎてしまい、さらに不調を口に出さなくなったとのこと。フォローが必要なほどに体調が悪い時以外には、夫に不調を伝えることがないといいます。

いつもどこかしら調子が悪かった

そうでもない不調はいちいち言わない

 一方の夫は、些細なことでも話し合いたい性格で、「少しの異変でも報告するタイプ」。投稿者さんが不調を伝えてくれないことを、パートナーとしてさみしく感じているようです。

少しの異変でも報告するタイプ

 夫に不調を伝えていないこと、それによって夫がさみしがっていることに気付かされた投稿者さん。「みなさんは、自分の不調を相手に伝えますか?」と、質問を投げかけています。

■ コメント欄に多くの反響

 この問いかけには投稿者さんの夫のように「不調を伝える派」、投稿者さんのように「伝えない派」から様々な声が寄せられています。

 不調を伝える派からは、「察するのも察してもらうのも難しいので言葉に出します」、「ほうれんそうは家庭内でも大事」といった声の他、「実はあの時から痛かったんだよね……って後から言われるのが一番嫌」などの声が届いています。

 一方の伝えない派は、「伝えてもあまり意味をなさないので、言わない」、「世話を焼かれずに放っておいて欲しいから敢えて言わない」、「カラ元気も元気のうち」など、我慢しているなりの理由があるようです。

■ 「不調を言わなくなった派」も

 また、「大丈夫?俺もさぁー」など、逆に不調や大変さをアピールしてくるから言わなくなったというコメントも見受けられます。

 コメントを受けた投稿者さんは、「予想以上に『うちは逆』という意見が多いことに驚いた」そうです。男女の違いあるあるかもと感じていた投稿者さんでしたが、「やっぱり性別で簡単に一括りにできるものじゃないな」と反省したそうです。

 ババア、育児をするさんのSNSやブログでは、この他にも日常の様々なエピソードが漫画で紹介されています。 

<記事化協力>
ババア、育児をするさん(X:@baba_ikuji/ブログ:babaikuji.com

(一柳ひとみ)