突然変異か、それとも科学者の陰謀か。巨大な生物が暴れたり、人間を襲ったりする映画はよくあるものですが、いよいよ現実世界でも目撃されたようです。

 ツイッターユーザー「【SiO2】O.R.」さんが投稿した写真に写っているのは、巨大蝉もしくは蛾のような風貌の生物。カーテンレールにぴたりととまっています。虫が苦手な人が見れば、これだけで卒倒してしまいそう。

 ……と、ここでネタばらし。もちろんこれは巨大な蝉や蛾ではなく、なんとトルクメニアンワシミミズクの鼓珀(こはく)くんの後ろ姿。たしかによーく見てみると、かわいらしく振り向く横顔がちらっと見えています。ホッ。

 当時は鼓珀くんとともに部屋でくつろいでいたという飼い主さん。用を足すためにいったん部屋を後にし、戻った際に目に飛び込んできたのがこの光景でした。

 直前まで止まり木にいた鼓珀くんが、まさかカーテンレールに飛び移っていようとは。突然の出来事には飼い主さんも「自信満々のドヤ顔でこちらを見ていて唖然としました」と大いに驚いたようです。

トルクメニアンワシミミズクの鼓珀(こはく)くん

 蝉のような姿を見たのは、飼い主さんにとっても実は今回が初めてのこと。飛んだり、何かにつかまったりするのは、ここ最近になってやっとできるようになった動作なので、もしや飼い主さんを驚かせようととった行動だったりして……。

 なお、写真の撮影後は少しの間「ぎゃーぎゃー」と鳴いたあと、何事もなく降りてきて平然としていたとのこと。普段は「落ち着きがない性格」だという鼓珀くん。これからもあの手この手で飼い主さんを驚かせようとしてくる……かもしれませんね。

<記事化協力>
【SiO2】O.R.さん(@SiO2_ORio

(山口弘剛)