飼い主さんのことが大好きで従順なワンちゃんでも、たまには「面倒くさいなぁ……」と思うことがあるのかも?

 まだ生まれて3か月のゴールデンレトリバーの縁(えにし)くんは「お手」を覚え始めたばかり。それなのに、もう飽きてしまった模様。寝転がったまま「お手」をするなど、やる気のなさを愛嬌で誤魔化そうとしています。

 「仕方ないなぁww やってあげるか」と飼い主さんがTwitterに公開した動画には、最初はしっかりと「お手」をする縁くんが。

 しかし、徐々に面倒になってきたのか、寝転がって「お手」。「面倒だなぁ……でも飼い主さんが言ってるしなぁ……いちおう、やっておくか」といった感じでしょうか。その後、しっかりと起き上がって「お手」をするところも偉くて可愛いです。

寝転がって「お手」

しっかりと起き上がって「お手」

 飼い主さんに話をうかがうと、性格は甘えん坊でマイペース。やんちゃだけど少しビビリな一面もあるといいます。普段はおっとりしているものの、ご飯の時は別の人格ならぬ犬格が現れるのだとか。

 もしかしたら、「お手」の時も頭の中で別の犬格が現れて「お手なんて、やらなくてもいいよ」と囁いていたのかもしれません。

■ お手ができるようになったのは4~5日前

 縁くんが「お手」をできるようになったのは、投稿の4~5日ほど前。きっかけは特に「お手」を教えようとしたわけではなく、アゴの下をタプタプしていたら「お手」のような動作をしたことだったそうです。そこで試しに手を出してみたら「お手」をするようになったのだとか。

 ちなみにツイートによると、練習相手になっているのは飼い主さんの夫。飼い主さんの知らないうちに教えていたそうで、「『お手』が出来るようになったんだよ!」と言われて撮影をしたのが今回の動画。

 練習の成果を見せる、いわゆる発表の場で寝転がって「お手」をしてしまうなんて……。なかなか思うようにいかないことは残念ですが、そのおかげで今回みたいな可愛い動画が撮れたので結果オーライなのではないでしょうか。

 ちなみに寝転がりながらのお手は、このときはじめて見せたそう。その後も滅多にやらないそうです。しかしながら、寝転がりながらオモチャで遊ぶことはあるといいますから、もしかするとちょっぴり「めんどくさがり屋さん」なのかもしれません。それはそれでかわいい。

<記事化協力>
minakoさん(@sasuke112_mania

(佐藤圭亮)