人気ゲーム「ファイナルファンタジー」に登場する回復アイテムのポーションが、現実世界で商品化されたのは2006年3月。「FINAL FANTASY XII POTION(ファイナルファンタジーXII ポーション)」として、サントリーから発売されました。

 当時はみな「どんな味がするんだろう?」「飲んでみたい!」と感じたものです。そんな記憶をよみがえらせてくれたのが、Twitterユーザーのほぺらんぷさん。

 「懐かしくてギャッてなるやつ出てきたので一緒にギャッてなってください」と投稿した写真には、神秘的な形をした青くて綺麗な容器が写っていました。まさしく今から15年以上前に発売されたポーションです。

 記者も当時、購入して飲んでいますが「なんで味まで忠実再現しちゃったかなぁ」と強く感じたことを覚えています。当時のリリースによると「FINAL FANTASY XII開発スタッフ監修」のもと、「エルダー、カモミール、マンネンロウ、メリッサなど神秘的なイメージをもつ10種類のハーブ素材」が配合されたそうです。だからあんな味だったのか……!

 ちなみに今回話題の容器(瓶)は、通常版とプレミアム版2種あるうちの、プレミアム版です。

 「ナンバリングもオンラインもほとんどやった」と話す、ファイナルファンタジー好きのほぺらんぷさん。発売された当時は作品の世界観そのままの容器に魅了され、どうしても欲しくて揃えたのだとか。ちなみに、そのあとに発売された缶バージョンも購入したそうです。

 そんなポーションの容器は納戸の片付けをしていた時に出てきたそうで、「15年経っても、いまだに心ときめく素晴らしいデザインだなぁ」と感動したとのこと。しかし、綺麗なデザインがわざわいしてか、娘さんに虎視眈々と狙われていると話していました。これは仮に99個あっても足りなそうですね。

 この投稿には1万件以上のリツイートと4万件を超えるいいねが付き、「家にも眠っていました」「未使用品がクローゼットに眠ってるんだが……」「正月に実家の整理したら出てきました!」など、ほぺらんぷさんと同じようにまだ取っておいてある人たちから次々にコメントが寄せられています。

<記事化協力>
ほぺらんぷさん(@hoppecoppe)

(佐藤圭亮)