ペットを家族同様に接しておられる方は、生まれた日や我が家に迎え入れた日を「誕生日」にし、当日を祝う家庭はめずらしくありません。

 SNS上でその光景がたびたび投稿され、見た人から祝福が届けられるのも常。先日もまたとある猫ちゃんが「誕生日」を迎え、多くのTwitterユーザーから祝福されました。

2021年2月27日は飼い主宅に迎え入れられて1年。りんちゃんは「誕生日」を迎えました。

 「今日はりんちゃんのバースデーバースデー
 ここまで大きくなってくれてありがとう
 これからもずっとよろしくね
 いつもりんのことを見守ってくださる皆さま、本当にありがとうございます」

 そんな「メッセージ」とともに飼い主さんに祝福されたのは、メスのミヌエットのりんちゃん。投稿日の2021年2月27日は、りんちゃんが飼い主さん宅に迎え入れられてちょうど1年であるメモリアルデー。記念すべき1日でした。

 飼い主さんがりんちゃんに「出会った」のは、とあるブリーダーサイトを閲覧したとき。

飼い主宅に迎え入れられた当初のりんちゃん。

 「写真や動画を見て、すぐに会いに行ったんです!」

 その姿に一目惚れしたという飼い主さんは、新しい「家族」としてりんちゃんを迎え入れることになりましたが、当初はとある「問題」が。

 「もちくんと仲良くやっていけるかな?って不安がありました」

 実は飼い主さん宅には、「先住猫」として、オスのマンチカンのもちくんがいました。今でこそ本当の兄妹のように仲良く過ごしている2匹ですが、りんちゃんがやってきた当初のもちくんは、「シャー!」という警戒の鳴き声を上げたり、ある時は噛んだりと、飼い主さんも不安の日々だったそう。

 「でも時間が経つと、自然とお互いにグルーミングしたり、一緒に寝たりするようになりました。そういった過程が、この1年で特に印象的でしたね」

「当初は警戒していた」というもちくんですが、今では本当の兄妹のように仲良し。

 この仲むつまじい二匹の様子は以前、別の記事で紹介したことがあります。その姿は本当の兄妹猫そのもの。おてんばで甘えん坊なりんちゃんを、おっとりで優しいもちくんがその大きな体躯もあって、包み込むように可愛がっていました。

 さて、そんなりんちゃんを祝う目的で、飼い主さんがつぶやかれた今回のツイートですが、リプライ(返信)欄では、次々と「おめでとう」という声が寄せられ、あっという間に祝賀会場に。どうやらTwitter上でも、りんちゃんは大いに愛されているようですね。

 「りんちゃんをお迎えして良かったです」最後にそう語ってくれた飼い主さんですが、この1年を振り返ったダイジェスト動画もYouTubeにて公開しておられます。

<記事化協力>
りんの成長日記さん(@minuet_rin)

(向山純平)